奈良国立博物館の支配人だろうか?
紳士然としたお方に・・・・
「浮見堂はここから近いですか?」
と質問した
『近いですよ、15分くらいで行けますよ』
との返事
「わ・・・そんなに遠いのですか・・・止めとこうかな」
に・・・
『一見の価値はあります・・・是非行って見てください』
との強い推薦・・・・で
奈良公園のはずれにある浮見堂に・・・
公園内の道路をてくてくと・・・
すると
通行する人が・・・おじさんと話しては写真を撮っている。
で・・・おじさんに・・・
「何ですか?」
すると
『あれ見て・・・ね・・・おもしろいだろ・・・』
と、指差される
なんと・・・・

なんと、木の中から竹が生えているではないか?
『な・・・面白いやろ・・・また春になったら竹の子が出てくるんや!』
周囲に竹やぶも無く、50mは離れている博物館の竹垣から根が張っているという?
「わお不思議な木ですね、なんて言う木ですか?」
『そこの看板みて・・・』
結構そっけない返事????
そのくせ、次に来る人たちに・・・
『なな・・・不思議だろう・・・』
得意満面に竹を指差し・・・満足そうに同じ説明をしている。
キット彼は、この木と竹の状態を見せたくて堪らないのだろう?
家では奥さんが・・・
『も~またあの人はあそこに行って、説明してるわよ、よくも毎日毎日・・・・』
とぼやいているぜ・・・
に、グハハハと笑われ
「馬鹿じゃないの」
と・・・たしなめれた
ちょっと想像が膨らみすぎた!