今年も芥川賞と直木賞が発表された・・・
芥川賞は純文学?(文章が簡潔で涼やかに美しい読み物???)
直木賞は大衆文学?(さもありそうで、面白い読み物???)
そんな感じなのだろうか・・・
ところが、この賞を作ったのが菊池寛だというから面白い。
文芸春秋の創設者らしいが、彼の人生自体が破天荒なドラマのようだ?
問題なのは、何ゆえに日本文学振興会の純文学賞、大衆小説賞にせず同僚の小説家の名前を賞名としたかだ?
この当りに、菊池寛氏のユーモラスさとエンターテイメントさが伺われる。
野球の沢村賞も豪速直球投手に送られる賞である、多分豪腕スピードでは今の投手の方が上回って居るだろうが、沢村賞を授与した名誉は、受賞投手には最高の勲章になっている。
ピンと来る・・・それが芥川賞、直木賞のネーミングなのだろう?
残念ながら、直木氏の小説は読んだことはないが、直木賞作家司馬遼太郎、山本周五郎(辞退?)、新田次郎、山崎豊子、池波正太郎、五木寛之、藤沢周平、浅田次郎、山本一力・・・の小説は結構読んだ・・・私は?・・・直木派・・・であったことに気付いた次第だ!