
2~3ヶ月に1度程度か・・・たまに用件でこの方面に来たときに寄る昔ながらの喫茶店だ。
「ご主人に、言わなければならぬことがある」
肉を食い終えた安全道が・・・・
『あの桃チョット酸っぱくなかった・・・』
「え・・・美味しかったですよ」
「奥方の病は厄介で、ほぼ助からぬ」
「なんと、熱は下がったでは有りませんか」
『ビントロマグロが美味いで・・・』
「あ~黒潮市場で、解体ショー見たことがあります」
「そんな」
「二、三日で、奥方は元気を取り戻すだろう。しかしいずれまた、高熱を発する。それを繰り返しながら弱っていく」
『今日のトマトは、甘いで・・・よう熟れとるから』
「あとで、冷やして食べて見ます」
カウンターが有って、男性客が鈴なり状態だ!
訳は、カウンターの中に、小雪風美女がせっせと働いているからだ。
勿論、私も目当だが???
やっぱり、水滸伝が面白ぞ・・・との薦めも有り・・・
【ローマ人の物語】は、1巻でストップし水滸伝を読み始めて2巻目になる。
確かに面白い!
隣のおっちゃん・・・
美女が自分の前に来るたび、話しかけるが脈絡がない?
彼女も、お客さんなので、それなりに応える・・・
幾つに成っても、男という奴は・・・ハハハ・・・と思いながら?
人の振り見て我が振りなおせだ・・・注意しよう!
え~と・・・・
「本人の、生きようとする気持にもよる。まあ半年だろう」
「半年」
「済まぬ。これは、治すことができぬ病気だ」
やっと、今はアウトロー集団が住む梁山泊に、林冲なる豪傑が入り込んだところ。
腐敗政治を断つ・・・これからの展開が楽しみなりだ!