


「昼飯でも、食いに行くか・・・」
『何処へですか????』
「ま~ええがな、とり合えず、握り飯3つほど作って~な!」
『もう・・・カナワンな!』
木漏れ日の山道を登っていくと、頂から雲が沸き立ち、早く来いと呼んでいる?
勝手な想像なり・・・
「さ~て、飯にするか?」
『わ~忘れた、缶切りがない・・・・』
お握りの、おかずにと思って、持ってきた烏賊の缶詰・・・
パッキン、グワ~方式ではなく、缶切が必要なり・・・残念!
変わりに、ナント空気の美味いこと・・・・
果して、高野~熊野へと続く連山也や?
山頂の売店では、今が旬の栗を販売してる・・
「どれが、美味しいの?」
『どれでも、皆美味しいよ!』
顔中皺だらけの老婆が、答える
「そりゃそうやな~、私が産んだんと違うから分からんって、云いいなはれ!」
『そりゃそうや~ガハハハ・・・・』
何と、予想以上の大受け・・・
一篭500円也を、購入し帰途に着く・・・・