『お早ようさん、連休は何処っか行たか・・・』
「奈良までチョットね!」
『ほう・・・混んだんと違うかい・・・』
「いや~山道を通ったから、そうでもなかったけど・・・」
『そりゃ~よかった、高速は混んで、往生したで・・・』
『ありゃ~拘束・・・ほら縛る拘束道路やで・・・ハハハ・・・』
一人ご満悦の様子・・・
とにかく、和歌山弁には敬語がない、最初に聞くと、とんでもない横柄に聞こえるが、その分人柄はアッケラカンとしている、理解するまではチョト驚く!
『ありゃ~あれやな~運送業者だけ、只にしたらええわ・・・ハハハ!』
と、そこへ・・・ブーンブーン・・・携帯電話・・・配車の段取らしい。
「まだ、そんな事やってんかいな?」
『しゃ~ないがな、車も人も少ないのに、時間までに、着けんならんのに・・・?』
確かに、道が混むと物流の仕事は大変だろう・・・・
『ま~・・・帰るわ!』
挨拶も、ほとんど単語のみ・・・決して悪気はなく・・・また『ご機嫌さん』とやって来る!