いつものミスドで昼のティータイム・・・
今日は青年が多い、カウンターに教科書らしきものと、ノートに字が一杯書いて置いてある。
興味もあり、その横で本を読むことにした・・・?
イカツイ顔の青年が隣の青年に頚動脈・・・聞こえてくる・・・????
ついに好奇心が堪りきれずに・・・
「何の勉強してるの・・・」
『鍼灸の国家検定試験が、今度の日曜日にありまして・・・』
「じゃ~体のツボ位置とか、実技とかの試験なんだ???」
『いえ、実技はないですが、ツボだけじゃなくって、神経、血管、内臓とかいろいろありまして・・・』
どうも言葉が関西風にしては違う???
「で・・・君はどこから来てるの?」
『静岡なんです』
「え、静岡はどこなの・・・?」
『藤枝です。』
「ああ・・・梅安さんだね?」
『ご存知ですか?』
「ご存知と言われても・・・池波正太郎の小説だよ!」
『本が好きなんですね、どんな本なんですか・・・・』
「ジャンルは関係ないよ、そのとき読みたいと思った本だよ」
『へ~そうなんですか?』
「ま~君ももう少し年をとったら分かるよ、頑張って資格とって、静岡のお年寄りを助けてやってな・・・梅安はアカンで・・・あれは人殺しやからね・・・?」
『はい、頑張ります。』
これが、一期一会と言うのだろう・・・・
今時こんなにキラキラ目の輝く青年(少年)は、久しぶりだ・・・・
なんとなく、緒方拳に見えてきたから不思議だ!!!