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Tamesuke-Goto Maker的Blog

地域ISP管理者だけれど、ここ3年ほどMakerなJobが増えたのでまとめてみたいと思います 旧ハンドル Ringoro

以前書いた オブジェクト指向的Lチカを ATTiny13 を使って作りました。

試作品なのでバッファを入れていませんが、、、円高になったら基板起こしてクリスマス用に量産しようと思っているのだけど中々円高になりませんね。残念。

KiCadで回路は作ってあるのですが。

 

 

スケッチは以下になります。バイナリーで300バイトくらい、大分コンパクトです。

 

/*
  Multi Blink   ATTiny13
              
   PCINT5/A0/D5/RST |1---O---8| VCC
       PCINT3/A3/D3 |2       7| D2/A1/INT0/PCINT2
       PCINT4/A2/D4 |3       6| D1/PWM/PCINT1
                GND |4-------5| D0/PWM/A0/PCINT0
 
 */

#define LED1 3
#define LED2 4
#define LED3 1
#define LED4 2

struct led {
  char pin;   //  PIN No.
  bool on;   // ON/OFF status
  int cont;  // time count
  int ontime; // ON time (msec)
  int intval; // interval time (msec)
};

struct led led1={LED1,0,200,  800,1000};
struct led led2={LED2,0,400,  950,1350};
struct led led3={LED3,0,500, 1150,1450};
struct led led4={LED4,0,600, 1050,1550};

/*
 * LED Blink func.
 *
 */

void blinkled(struct led *myled)
{
  int pin=myled->pin;
  if(myled->cont++ == myled->ontime){
    digitalWrite(pin,false);
    myled->on=false;
    } else if(myled->cont >= myled->intval){
      digitalWrite(pin,true);
      myled->cont=0;
      myled->on=true;
    }
//  return myled->on;
}


void setup() {
  pinMode(LED1, OUTPUT);
  pinMode(LED2, OUTPUT);
  pinMode(LED3, OUTPUT);
  pinMode(LED4, OUTPUT);
}

void loop() {
   delay(1);
   blinkled(&led1);
   blinkled(&led2);
   blinkled(&led3);
   blinkled(&led4);
}

 

デアゴスティーニ JAZZ LP シリーズ Vol11 アートブレーキー・Jazzメッセンジャース 
この号は人気があった様で、早々に売切れなっていました。買いそびれて残念ーーと思っていたけれど、しばらくしたら本家サイトではバックナンバーで復活していました。
楽天あたりでも注文で入手可能になったようです。

このアルバムもJazz喫茶では聴いていたけれどあとは借りて聴いたり、自分では持って無かったものです。
イコライザも入換えたし、当時聴こえなかった音も聴けてうれしい。
今使っている自作アンプ・改造イコライザも当時使っていた民生オーディオコンポと比べて相当にクオリティは高くなっていると考えるわけで、それを今聴きなおせる事は有り難い。昔のアナログ録音技術はやぱすごかったーという事でもありますな。

{1E6B898B-47BB-4D09-8769-3AEC93398B5B}

 

普段からアナログはaudio-technica  AT-PEQ3の改造したのをしばらく使っていたのですが、最近ちょと物足りないなと思い始めた。。
ちょとヌケが悪いかな、、それど、出力レベルが少し小さい様です。アナログ盤のレコーディングレベルって結構ムラがあって、特にライブ録音盤などはレベルを小さくしてカッティングしているみたいなのですよね。

{F08A7974-2EB7-47A5-80F5-9140A29F1226}

 

PEQ3の回路的にもオペアンプを15V単電源で動かしていたり、もう少しどうにかならんものかと、中古のOnkyo PE-155 を仕入れてこいつを改造して使ってみようと思いました
 

でもってPE-155 の中身はこんなんでした。

面白いですね。半分が電源です。それも三端子レギュレータなどは使わないトランジスタによる安定回路でディスクリート構成です。

イコライザ部分はオペアンプ4560一個NFB型でして基本はPEQ3と変わらないです。

NFB用のコンデンサはマイラーかなこれは。

 

{68DA5B65-BD0A-4769-9675-17D6425E2138}

 

 

PEQ3との違いはOUTPutの手前にトランジスタのエミッタフォロアで出力の低インピーダンス化をしている点。それとPEQ3にあるダイオードによる入力保護回路は一切ありません。電源は12Vをレギュレートして±8.4Vで動作させています。シンプルな構成です。

 

オペアンプ周りの回路を少し追ってみました。オリジナルは以下の様な定数になっております。

 

こちらのサイトを参考に計算しましたところゲイン34dBくらいでしょうかね。

http://www.minor-audio.com/bibou/cal/CR-EQ.html


オリジナルのままでは PEQ3に比べて少しレベルが低い様です。

 

 

 

ゲインを上げて以下の様な回路にします。フォノ入力のカップリングがどうも気になるので入力カップリングは取外しました。

 

 

これでゲイン 42dBくらいになる計算です。R1は560KΩ程度が良いのですが手持ちが無かったので620Kを入れました。RIAA偏差は高域が+0.45dB,低域が-0.45dB程度です。概ねよろしかろうと思います。

 

NFBのコンデンサはスチコンを使います。電源のデカップリングはOSコン、オペアンプ負入力側のデカップリングは470μFくらいを入れておきたい処ですが、基板に合わないので今回は220μにしました。

オペアンプはFET入力OPA2604APを採用しました。他にLF353を試したけど2604の方が良い感じでした。 写真には写ってないですが電源のダイオードはショットキーバリアダイオードに交換してあります。

 

{F415D445-9C47-46C8-8185-F275A19349A5}

音は大分よくなりました。PEQ3よりヌケが良くディティールが良く再現されるようになりました。
もうちょっと改造の余地はありますが、とりあえず満足です。