NanoPi Neo 用のヒートシンクを入手したのでまたNanoPiの実験を続けます。
今回はttyによるシリアル通信をしてみます。
PCとの通信をしますのでPCへは端子側バラのUSBシリアルケーブルを使って接続をすることにします。
使用したのはこちら
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00K7YYFNM/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1
どうもAdafruitのUSB to TTL Serial Cable と同等品の様です。
先ず、NanoPi側でシリアルポートが使えるように設定をします。
npi-config を起動して、 6. Advance Options -> A3 Serial を選びます。
NanoPi Neoのピン配置図では UARTは起動コンソール用の tty0 の他2つが使えるようになっています。
Serial1またはSerial2をイネーブルにしてください。
設定が済むと一回リブートがかかり/dev/ttyS1, /dev/ttyS2 が使えるようになります。
テスト用にscreenコマンドを使いますのでインストールしてください。
apt install screen
NanoPi側のピン接続は UART1 の場合以下になります。
pin6 : GND -> 黒
pin8 : TX -> 白
pin10 : RX -> 緑
NanoPi側からは screenコマンドを9600ボーで開始
screen /dev/ttyS1 9600
PC側は TeraTermでUSBシリアルデバイスを選択して起動します。
ローカルエコーをしていないので分かりづらいですが、NanoPi側から入力した文字がTeraTrem側に、TeraTerm側から入力した文字がNanoPi側に表示されます。
これでttyシリアル通信が確認出来ました。