一隅を照らそう
タイトルそのままの写真ですが・・・
先日京都に出張した際にちょっと足を延ばして比叡山に行ってきました。
その際に見つけた石塔に彫られた言葉が良い言葉だったのでパチリ
「一隅を照らそう」
石塔の裏にその解説が書かれていたのですが、曰く
「人それぞれに与えられた役割があり、置かれた環境にて自分の役割を全うできる人が尊い」
といった趣旨だったと思われます。
私は会社を創業したての20代の頃、「頑張れば誰もがスーパープレイヤーになれる」と思っていたし、公言していましたが、30代になり、その考えが間違っていると思いなおしました。
子供の学校に行けば子供たちの安全な毎日を見守ってくれる「守衛さん」がいるし
ゴミの日にごみを出せば「ごみを収集する人」がいるし
目的地まで交通手段がなければタクシーがあって「タクシーの運転手」がいるし
どれも社会が構成されている中で必要な機能です。
一般的に尊敬されていない職業に従事している人が偉い!という短絡的な話でもなく
「どんな状況に置かれても自分の役割を全うする気持ち」と「自分の価値観ではなく、いろんな人の立場を尊重し、敬意を持つ」
地味ですが、大事な事だと思います!