こんにちは。
選挙為書き拝送便 です
11月27日頃から二十四節気の「小雪」の次候 、
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)です。
「北風が木の葉を散らす時期」という意味で
新暦の11月27日~12月1日頃がその時期です。
北風が木の葉を吹きはらうように落としていく頃になりましたね
時雨のように降ってくる落ち葉の中を歩けば、
さまざまな色の木の葉模様が楽しめそうです
八手は、よく家の玄関先などで見かけますね。
別名「天狗の羽団扇」ともいいます
昔から、この大きな葉には邪悪なものを追い払う力があると
いわれていたとか
手のひらのようなこの葉っぱ。
文字通りに葉が8つに裂けているのかと思いきや、
ほとんどが7つか9つの奇数に裂けているのだそうです。
ここでの「八」は、数が多いという意味だとか。。。
またひとつ勉強になりました
初冬には、まるいポンポンのような白い花が次々に咲き始めます。
まるで、四方八方から飛んでくる「天狗のつぶて」のよう
でも、かわいらしくて、あたたかみを感じる花ですね
ほかの花が少ない時期に咲くので、
暖かい日にはアブやハエなどが甘い蜜に誘われて
飛んできます
この大きな手をした「天狗の羽団扇」。
悪を追い払うだけでなく、大きな手で人を招く
”千客万来”の、縁起ものの植物なんですって
<二十四節気>
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を24等分し、季節をあらわす名称をつけたもの
<七十二候>
七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに5日ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間のこと。
・参考文献
山下景子(2014) 「二十四節気と七十二候の季節手帳」 成美堂出版