昔のコンピュータウイルスの話(続き) | White hat hacker hachi のブログ

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ロシア帰りの純粋な日本人ホワイトハッカーのブログです。

●ホワイトハッカーって、嘘臭い

 

昔のコンピュータウイルスの話の最終回。

(の予定だった…)

 

 

自分はブログではホワイトハッカーを名乗っているが、本当のセキュリティーの専門家では無い。

また、国の大きな組織の研究員でも無い。

敢えて言えば、これはネット上の自分の「キャラクター」である。

もしも本当のハッカーなら、リアルの世界ではやりにくい事がたくさんあるから絶対に名乗らない。

名乗るとすればほとんど「詐欺師」しかいない。

良くある、「スーパメディアクリエーター」みたいに信用ならないヤツだ。

 

自分だって目の前に「ホワイトハッカーって名乗るヤツ」が出て来たら信用しない。

 

だから、周りからどう見られても構わない。

 

それでも、自分の生き方はホワイトハットハッカーそのもの。

悪者が大嫌いで、弱い者の味方。

この性格が災いして思わぬ事件に巻き込まれることもあるが、生き方はそう簡単には変えられない。

世の中、損得勘定で生きるのはつまらない。

 

不利益を被っても自分の信じた道を行く。

 

 

●世の中が物騒になって来た


(通販サイトを騙る詐欺メール)

 

ここの所、ネットバンキングを回る動きがきな臭くなって来た。

 

各メールサイトやブログサイトも関連しているから、ネット上は酷く加熱している。

 

自分も10年単位で放置していたアカウントも拾い出して、アカウントの削除をしたりブログを再開したり整理をしている。

 

また、関連する詐欺メールも増加している。

 

今回、ひょんな事からブログの再開となったが、これもそのなかの1つ。

 

ホワイトハッカーのサガで、詐欺メールへの注意喚起などの仕事が天から降って来たと感じた。
 

 

●もう、止めちまった方が良いブログサイトが多過ぎる


また、無責任なブログサイトや責任逃れ見え見えの組織が多過ぎる。

1人や2人の力では何も出来ないかも知れないが、やるだけやって見ようと思う。

およそ10年前に始めて直ぐにやめたAmebaのこのブログだが、今回は続きそうな気がする。

胡麻をする訳では無いが,アメブロは会員もスタッフもやる気に溢れていて面白い。

パスワードを忘れた、自分のあるプログはサイトの協力が得られなかった。

最後の手段でハッキングしてアカウントを取り戻した。

ところが、本物のハッカーと間違えられてサポートを拒否された。

そもそも、システムのバグを柔らかく「お問い合わせ」と言う形で指摘しているのに、こっちの「入力ミス」のせいにする。

 

実際、誰かに乗っ取られた時に取り戻す方法が無くなるから、とても危険だ。

 

Jブログみたいなやる気の無いブログは早く撤退して欲しい。

キャリアのメアドが変わってメールが届かず、パスワードの再設定が出来なくなったブログもある。

いくらセキュリティ重視と言っても「ブログの持ち主本人がなりすまし認定される」ってサイトはありか?

セキュリティは最優先で良いが、出来る限りユーザーに寄り添うのがまともなサイトでは無いのか?

R天なんてサイトは今後頼まれてもアカウントは持たない。

今後はメールもなりすまし詐欺メールも含めて纏めて永久受信拒否だ。

もう一つ持っていて使えたアカウントも解約した。

 

これからは、スパム振り分けの手間が省けて大助かりだ。

ちょっと脱線が過ぎたが、最終回の最後にコンピュータウイルスに話を戻す。

 

(そのつもりだ)


●プロでは無いが、「PCの使用」はこっちが専門

決して昔の仲間の仕事をコケにしようとしている訳ではないが、「PCの使用」についてはこっちの方が詳しい。

「パソコンインストラクター」なんてたいていは単なる金で雇われた大手ソフトハウスの犬。

なぜなら、ソフトのバグを知りながら、ユーザーには教えないで「逃げ道」だけを常に探している。

 

(彼らは自社のOSなどのバグ情報はいち早く掴む。そして、一般にはなるべく知られない様に「こっそり」と回避する方法を考え出すのに関しては流石「プロ」である)

 

それ以外は「ど素人」。

 

「ショッブのメンテ担当」は、見た目だけマシンが動けば仕事は終わり。

 

売ってしまったPCがその後不調になったって知らん振り。

 

また、仕事が入ったと喜ぶ。

 

何も分からないユーザーが「売りたい」と言えば「格安」で買い叩き、また儲けを上乗せして売る。

 

そんな詐欺ショップも多い。

 

さて、対コンピュータウイルスと言う事になると…。

プログラマーの仕事の現場の環境は常に強力なセキュリティに守られており、彼らにはウイルスに対する免疫が無い。

我々(いや、昔の我々)アンダーグラウンドの趣味の仲間の方が遥かに経験豊富。

(※アンダーグラウンドのグレーな活動は現在は一切していない)

プログラマーは日頃の仕事の能率アップが優先だから仕方が無いが、彼らはウイルスに対しては過保護。

普段、パソコンが遅くなると言う理由でアンチウイルスは使って居ないヤツが多い。

 

(あくまでも、昔の話)

 

システムの復元だってプログラマーは普段はやらないから素人。

メンテナンス担当に任せて、直ったら直ぐに普段の「開発」の仕事に勤しむ。

これは昔からの多くの仲間をコケにしているのでは無く、「世の中はそれぞれが役割分担している」と言う事。

 

(プライム会員じゃねえし…)

 

世の中では、今後もスパマーはスパムを送り続ける。

 

 

指示役は、とにかく捕まっても自分までは捕まらない様にいつも逃げ道を作って儲けをむさぶる。

 

(これは「タラコ」)

 

「受け子」は捕まっても、「指示役」の顔は知らないと主張してせっせと現金化する。

 

とにかく、サイバー関連の犯罪は立証が難しい。

 

(スパム違い)

 

自分達はこれからもウイルスややスパムの危険に対する注意喚起を訴え続ける。

 

 

国の機関もサイバー犯罪関係の世論が盛り上がって来れば重い腰を上げるが、ここしばらくは目立った成果は上げられないだろう。

 

各金融機関はソフトハウスと協力して必至で「セキュリティーの向上」のお題目を唱えてて何とか「恰好だけ」は整える。

 

しかし、不完全なセキュリティーは詐欺師らに今後も活躍の場を与え続ける。

 


●「最強のパスワード」の件
 

唐突だが、「最強のバスワード」をご存じだろうか?

 

ある大手のゲーム(複数ある)の中で、子供達の中では一時「最強のパスワード」の話題で盛り上がった。

自分の息子などもそれがきっかけでプログラムに興味を持ちシステムエンジニアになった。

この最強のパスワードは、これを使うと普通のレベルのキャラクターが無敵になると言う単純な物。

 

当時の子供達にはとても魅力的で夢のある出来事だった。

 

しかし、物凄く長い文字列や繰り返しの回数も判り辛くて、リモコンからの入力は至難の技だった。

 

 

プログラマーのスタンドプレーの様に紹介されるが、これは明らかにメーカー側の発案だろう。

 

様々なゲームソフトはこの話題作りのお陰でみんなヒットした。

 

パチンコでも似たものがある。

 

しかし、常に「お金」が絡んでいるので「殺人」まで起こったと言う噂。

 

これは、「メーカーの発案」と言うよりも「プログラマーのアイデアに依る犯罪」と見るのが妥当。

大いにブラックな話だが、本当にあった。

プログラマーの仕事の細部は会社の上司でも把握出来ない。

普段から、彼らは退屈凌ぎに(とは限らないが)スクリプトに彼女の名前や誕生日、秘密の言葉などを隠す。 

 

これは、プログラマーの自己主張とも取れる。

 

新台はプログラムのダンプリストを提出しないと認可されないが、警察がダンプを見たところで何も分からない。

 

そもそも、「審査」などしていないで、何かあった時のために保存だけする。

 

害の無いものなら、そもそも誰にもバレないのだし許される。

これは、本人たちに聞いても現実に良くある行為。

 

と言うより、自分自身を守るために必ずやっていると言う。

 

それで、一見意味の無い様にも見えるこの行為、実務上にも役に立っている。

プログラミングの産物のプログラムは知的産物。

著作権問題では良く裁判問題になる。

この種の訴訟では、なかなか被害者の主張する「盗用」の証明が大変。

しかし、制作者がこの「隠しワード」や「隠し画像」などを暴露すれば100%裁判には勝てる。

だから、プログラムの中に彼女の名前を隠したのがバレても彼らは罰せられる事は無い。

 

ところで余談だが、「雲隠れ」は忍者だけの専売特許ではなく、「プログラマー」の大の「得意技」である。

 

納期の近付いている大きなプロジェクトの依頼主から問い合わせがあると、「居ないと言って置いて」と電話を受けた仲間に伝える。

 

偶然、その場に居合わせた事があり、相手も「J」の付く大きな組織名だったので本当に驚いた。

 

だから、それを目撃した自分は、例のプログラマーの「のんたさん」には貸しがあると今でも思っている。

 

 

(のんたさんの著書)

 

そう言えば、伝え聞いたところによると、彼は今も現役で活躍しているらしい。

 

暫く見ないうちに随分とメジャーになって、「有名な著書」もある。

 

そこで、例のパソコン通信講習会で敵前逃亡したのも、「社内」では無かったかも知れないが「プログラマー」の一人だったのを思い出した。

 

 

●パチンコの本当の裏技

 

ここで、話題はパチンコの方に話を振る。

まあ、話題が話題だけに今回は自分のパチプロ時代の活躍には余り触れない。

特に、ブラックな話題なので、本人は世間体も気にしているのでそれは知らなかった事にして欲しい。

とかく、パチンコにはお金が絡むので、常に悪いイメージが付いて回る。

そして、そのブラックさがパチンコの魅力でもある。

 

機会があったら、また話す。


●プログラマーは人間性が試される

プログラマーは、ただコーディング用紙に能率良くコードを書けばという良い訳では無い。

「高い論理的思考力」とともに、「高度な人間性」が必要だ。

しかし、その中には時には悪いヤツも紛れ込む。

じつは、自分の友達も大勢在籍したソフトハウスではパチンコのプログラムも請け負っていた。

守秘義務があるから親しいのんださんでも詳細は教えてくれなかったが、彼はシビアな質問には「ちょっとね」などといつも答えていた。

そんなプログラミングの舞台に人間性を疑われた人材が紛れ込んでいたとする。

彼が大プロジェクトのあるパチンコ台のプログラムの一部を担当していたとする。

そうすると、「大爆発」のルーチンなんてのも設計する事がある訳だ。

全体の設計者以外はプログラムの全容は把握出来ない様に組織としては対策している。

だから犯罪は難しいが、元々勘の良いプログラマーの事。

 

簡単に「プログラム上の仕込み」が出来る。

 

まともなプログラマーはやらないが、人間性が欠如していれば誰でも考え付く。

 

そんな訳で、普段何もしなくてもお金に困った悪質なプログラマーがネタを反社組織に売ったなどと言う噂は良く聞く。

 

挙句には東京湾に沈められたプログラマーの噂とかは真実味がある。

 

「犯罪として実証された話」は聞いていないが…。

 

そういう意味では、プログラマーは大変な仕事。

 

「プログラマーである」と言うだけで尊敬に値する。

 

だから、パチンコ雑誌の全盛期には「プログラム解析」や「裏技など」の記事で盛り上がった。

 

遊戯機器のエンジニアにも親しい友人が居た。

 

彼の名は「YUKI」。

 

無線でもネットでもこのHNを使っている筈。

 

最前線の彼も、時々、別の街へ出張して良く遊んでいた。

 

当然、ブラックな行為で訴えがあれば犯罪にも成りかねなかったが、「生活のため」と言うより「趣味」だった。

 

自分が一時パチンコに興味を持ったのもプログラムの観点からだった。

 

乱数表などを良く解析したが、解析結果が直接「攻略」に繋がるかと言うと、それはかなり難しかった。

 

しかし、解析から「大爆発する釘の台の発見」には大いに役立った。

 

そして、HSのすぐ近くのパチンコ屋で「24連荘」をしたのは解析の成果でもある。

 

(なぜか、続く)

 

お断り

 

※今回も友人のHNなどを晒してしまいましたが、「本名」ではなく「HN」なのでお許し願います。