ご機嫌いかがですか?

能津万喜です。

 

 

本日は暦のお話をいたしますね。

 

 

明日の3月16日は

「社日(しゃにち)」

となります。

  

あまり聞きなれない暦ですので

少し解説させて頂きますね。

 

 

社日は雑節(ざっせつ)の1つ。

※雑節について詳しくはこちら

  

社日は春と秋、

年に2回やってきます。

 

社日の設定には

決まりがありまして、

春分と秋分に一番近い

戊(つちのえ)の日

と決められています。

 

 

現在は春分・秋分より

前の戊の日、

もしくは当日とするのが

一般的ですが、

春分・秋分になる時間が

午前の時は前に、

午後の時は後ろ、

というような、

昔ながらの風習通りの

地域もあります。

 

 

春の社日を「春社(しゅんしゃ)」

秋の社日を「秋社(しゅうしゃ)」

と呼びます。

 

 

社日の「社」とは

土地の神さまや

産土さまを祀る日となり、

種まきの時期となる

春は五穀豊穣を祈り、

実りの秋は、

収穫に感謝する、

という位置づけになります。

 

 

また「戊(つちのえ)」は、

十干(じっかん)の1つでして

土の兄(つちのえ)となることから

土の神さまを祀る、

となっています。

 

そのため春社は、

土地神さまの怒りに触れないよう、

その日だけは、

土地を耕したり

土を触ることを禁止する風習が

ある場合もあります。

 


 

そんな社日の中でも

春の社日には、
色々言い伝えがありまして。

 

例えば、この時期は

天候が安定せず、

雨の降る日も多いので
春の社日に降る雨を

「社翁(しゃおう)の雨」

と呼びます。



また春の社日にお酒を飲むと

耳の聞こえが良くなる、

という言い伝えがあるため

この日に飲むお酒に事を

「治聾酒(じろうしゅ)」

と呼びます。

 

 

 

社日は暦の中でも

あまり知られていませんし、

農業をされる方が

減ってきているからか、

年々その風習も

減ってきているようです。

 

 

ですが、農家でなくとも

お米や豆などの五穀が

豊かに実ることは

普段の生活には

とても大事。

 

 

土地に住まわせて頂いていること。

大地の恵みを頂きながら

生かされていること。

 

 

社日には、そういったことに対して

改めて感謝し、

産土さまや氏神さまへ

ご挨拶に伺ってみては

いかがでしょうか。

 

今日も最後までお読み頂きまして

ありがとうございました。

 

 

 

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