ヤバイTシャツ屋さん

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    が

   来た


普通に考えたらですね、本州の端の端、下関。
しかもその最南端の彦島。
どう転んでも縁がないわけですが。


今回は事前にレーベルの企画担当の方がご来店されて、
その時に『撮影をさせてもらえませんか?』と言われました。


旅行の記念写真のお願いかな?とか見当違いの事を思っていたんですが

名刺をいただき、『ヤバイTシャツ屋さんっていう3ピースバンドの映像をこちらで撮りたいんです』


え、うちでいいんですか まじすか


もちろんすぐに了承しました。


撮影内容はメンバーの皆さんがお部屋でお食事をしているところを撮るとのことで、店内や料理が映ります。


有名人の方のご来店と言えば6年前の橋下徹さん以来です。


あの時はご予約時に窓口の方のお名前と人数を聞いただけで
当日になって初めて日本維新の会の皆さんであることがわかり、
一番最後に玄関から入ってきた橋下さんに驚きました。


経緯で言えば今回は逆になります。
事前にどなたが来られるのかわかっていますからね。

ただひとつ問題が。



僕が彼らのことを知らない



これはこの場で本気で謝ります。
すみません!!とても有名な方々でした!

特に10代~20代の若者に人気があり、ファンの方からすれば
知りもしない奴がライブより近い距離で接するとかふざけんなと怒られそうですが

僕ができることは、当日に滞りなく撮影をしていただいて
メンバーやスタッフの皆さんが納得いく作品を作れるように
お料理やお店の状況を含めて邪魔になりそうなことは一切しないということです。
大前提として、ご来店されるお客様ですからね。



そこでちょっと考えました。
全く知らないというのは失礼ですし、知りすぎてるのもそれが表に出てしまうと良くない気がしたので
事前に一度だけYouTubeで見てみようと思いました。
どんなジャンルの音楽なのかを聴いてみて、こういう活動をしている人たちなんだなという概要だけ知っておこうと。



それは良かったと思います。あんまり深く知りすぎると感情移入して
ご本人を目の前に変なテンションむき出しみたいな事になってはいけないので。
当日、僕は一切現場は見ていませんが時々笑い声が聞こえていたので
うまく撮影が進んでいるように思えました。
いい作品ができていたら幸いです。



さて、数日経った今では彼らの曲をめちゃくちゃ聴き倒していますが
すごくかっこいいです。
曲はかっこよくて歌詞の内容はゆるい。小ボケ悪ノリ満載です。
パンクロックですね。でもバラードのような曲もありますし、
幅広いバンドだと思います。
なによりミュージックビデオが本当に楽しい。
自由な感じしますよ。自分たちの好きなようにロックを楽しんでるんですよね。



パンクロックと言えば、90年代の終わりにインディーズチャート上位はパンク・メロコア一色で
僕は当時そのあたりの音楽ばかり聞いていました。
傾向として1曲あたりの長さが短く、歌詞はすべて英語。そしてなによりアルバムが安い(これは本当に助かった)。
パンク先生と仰ぐ先輩がいたので、その人と何度かライブにも行きました。


時代が変わって、今はパンクロックのブームはありませんが
ヤバイTシャツ屋さんはまさに今の時代の日本のパンクロックだと思います。
日本語歌詞でパンクロックを演るのは90年代では禁じ手というか、ブルーハーツのパクリだと叩かれて終わる時代でした。きっとどの業界にも新しいものを認めないというのがあるんだと思います。


ヤバイTシャツ屋さんは日本語で歌います(時々英語もある)。特に意味のない短い言葉の羅列はパンクそのもの。
男性と女性でツインボーカルというのも曲に色味が出てます。
若い子たちに受け入れられるのは最もです。
10代20代は大人が思う『自由』とは違う純粋な『自由』を求めます。
彼らはまさにそれを体現しているような存在ではないでしょうか。



撮影当日はお帰りになる前にサインと記念写真を一緒に撮らせていただきました。
どうしてもそこでひとこと言いたくて
『PVすごく楽しいです』とお伝えしました。
いやほんとに、見ててずっとニコニコして(ニヤニヤかもしれません)られるPVばっかりなんですよ。おかげで元気をいただいております。


この度はご来店いただき誠にありがとうございました!