レオ【出逢い】 | 玉屋~Mami'sMade~

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目指せアルビノパイ!!
ボールパイソンのクララとペタラから始まる物語、そして、ハンドメイドの作品などを綴っていきたいと思います♪
ヘビ苦手な方、閲覧注意です(゚ロ゚;)

レオ(パピヨン)と出会ったのは、今から13年前のことです。大学で独り暮らしだった私は、犬が欲しくて、書店で子犬の本を立ち読みしてました。
そんな時に出会ったのがパピヨンブリーダーのSさんでした。
運命に導かれたように出会ったSさんと会話は弾み、ドッグカフェでランチをしたりしました。その時に一緒にきてたのがレオでした。
レオは、Sさんの家の新入りでした。
元々、四国のブリーダーに飼われていて、その人ブリーダーやめるから保健所につれていくって、処分されかけてた子達の一人でした。
種犬として育てられ、狭いケージにパピヨン二匹詰め込まれ。四国までSさん引き取りに行ったみたいです。
他にも犬種いたみたいですが、レオだけオーナーが決まっていませんでした。
彼は、完全な人間嫌いに陥ってました。

生まれて三年間、シャンプーをされたことがなく、1m四方の独房に、トイレも何もあったもんじゃなく、種犬として仕事をした時だけご飯と水をもらっていた犬が、どんな感じになるか想像できますか?
痩せこけて、パピヨン特有の美しい被毛はすべてダマになり、糞尿をまとわりつけて、見るも無惨な姿、それがレオでした。
トリミングにつれていったら、ての施しようがなく、バリカンで全ての毛を刈りました。
種犬としての意識から、すぐ興奮状態になり、可哀想なくらい真っ赤になるのを見て、去勢をせざるをえませんでした。
そんな過酷な環境で、物として育てられて、いや、使われてきたレオと出会った時、涙が止まりませんでした。

そして、そのレオが私に心を少しだけ許してくれて、ひざの上に来てくれた時、私はレオと一緒にいることを決めたのでした。



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