昨夜、寝入る前のひと時、ふとこんな歌が浮かびました。

 

おはぎがお嫁に行くときはあんこときな粉でお化粧して

まあるいお盆に乗せられて明日はいよいよお輿入れ?

 

囃子唄の類でしょうか。

子供のころ、近所のおばあさんが教えてくれたものです。

子供たちを集めてお手玉や綾取りなんかも

それからなぞなぞもありました。

 

天に三つの廊下があります。さてなんでしょう?

 

なかめしぐるりあんってなーんだ!

 

あ、そうそう、いつだったか書いたことがあります。

癇の虫に効くからとカタツムリの黒焼きを私にも食べさせるようにと

母に進言したあのおばあさまです。リブログ添えます。


なぞなぞの答えは、降ろうか、照ろうか、曇ろうか。

もうひとつは中飯ぐるり餡、おはぎですね。

 

そのおはぎ、私は粒あんが好き。桜餅だとか赤福の漉し餡は、もちろん美味しいけれど

おはぎと草餅は粒あんじゃないと!と決めています。

 

子供のころ秋のお彼岸になると親せきやご近所からおはぎが集まりました。

おはぎの大交換会です。皆それぞれ腕を振るって我が家の味をお裾分けし合うのですね。

その中で私が一番好きだったのは母の実家、義叔母の作るおはぎでした。

小豆は畑で収穫され、祖母が縁側で丹念により分けたものを使います。

それを丁寧に煮あげた餡子は甘さも程よく、

なにより小豆の香りが素晴らしく立って誰が作ったものより美味しかった。

 

そういえば春の牡丹餅は漉し餡のものが多く、秋は粒あんが一般的なのだそうですが

それにも理由があって収穫したばかりの柔らかい小豆を使える秋は粒あん。

皮が固くなってしまう春はそれを取り除いて漉し餡、そう聞き及んでいます。

 

春の牡丹餅、夏の夜船、秋のおはぎ、冬は北窓

 

何故そんな呼び名がついたのか?

理由を知ると一風変わったこれらのことも自然に覚えることが出来ますよ。

春と秋は花に依るもの。夏と冬は

 

おはぎを作るときの工程を思い出してください。

お餅のように杵で搗いたりはしないですよね。

 

搗きをしない→つきを知らないことから

 

「夏」 夜はいつ船がついたのかわからない、着き(搗き)を知らない。

「冬」 北の窓からは月が見えない。 月(搗き)知らず。

 

なあるほど!でしょ^^

 

お彼岸は明後日まででしたか・・

私も久しぶりに手作りしてみたくなりました。

そうそう、昨日友人からちょうど栗をいただいたのです。

おはぎの真ん中に栗の甘煮を入れて作る少し小さめの私のおはぎを

父はとりわけ気に入ってくれて、毎年待っていてくれたものでした。

 

おはぎを偲び故人を偲ぶ夕暮れ時です。

さてご飯の支度をしなくては^^