日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は1日、東京都内で実行委員会を開催し、ゲームオペレーション委員会から延長タイブレーク制の導入を検討しているとの報告が行われた。

米大リーグでは2020年から延長十回以降は無死二塁から始まるタイブレーク制を導入。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や五輪など国際大会でも採用されており、世界的な潮流となっていることで、NPBでも本格的に検討を開始した。

ただ、NPB・井原敦事務局長は「MLBはもともと引き分け(の概念)がないが、NPBはそうではないし、引き分けの数もそう多くない。そこになぜ、導入するかという目的をまず明確にしなければならない」と言及。試合時間短縮の一環としてなのか、勝敗を決することでファンにエキサイティングな試合を提供するためなのか。

ただ、NPB内でも、タイブレークで登板する投手の心身の負担が大きくなること、タイブレークでの打点や失点など個人記録に与える影響などデメリットを指摘する声も挙がっている。

その上で、井原局長は「まず来季(の導入)は無理でしょうね」との見通しを明らかにした。


〜7/2付サンケイスポーツより抜粋〜


タイブレーク制に私は反対します。延長も十ニ回で終わるわけやし、阪神・岡田監督のようにアマチュアに合わす必要はないと思いますので。