今季初勝利を狙った西武・高橋光成投手(27)は、5四死球と乱れて3回2失点で降板。2016年の自己ワーストに並ぶ8連敗を喫した。

出場選手登録を外されることになったエースは再調整を告げられ、「まだシーズンは終わっていない。しっかりやっていきたい」と言葉を絞り出した。

二、三回の失点は犠飛によるもので、安打ではなく制球難で自滅したとあって「打者と勝負できていない」と悩ましげに言った。開幕8連敗は16年の中日・山井大介以来8年ぶりで、西武(前身を含む)では1964年の安藤敏雄と72年の高橋明の各7連敗を抜く球団ワースト記録となった。

渡辺監督代行は「ランナーの出し方も悪いし、簡単に犠飛を打たれてしまうところも粘りがない」と指摘した。


〜6/24付サンケイスポーツより抜粋〜