オリックスを7連勝に導いたのは、22歳の紅林弘太郎内野手だ。連日の3安打で2打点をたたき出し「すごくいい感じで連勝できている」と声を弾ませた。

四回2死一、二塁で大竹の速球を左前へはじき返して先制。3−0の六回は適時二塁打を放ち「5番を打たせてもらっているので、そういうところで一本を出すこと」と中軸の自覚を示した。だった



交流戦序盤に体調不良で2戦を欠場し、やや当たりが止まった試合もあった。その不振を取り返すような連夜の活躍で「言い訳にはしたくないが(影響は)ちょっとあった。あとは上がるだけ」と力強く宣言した。

阪神には昨季、7戦までもつれた日本シリーズで屈した。自身は20打数8安打で敢闘選手に選ばれたが「すごく悔しい思いをした」。


関西のライバルとの3連戦で勝ち越しを決めても「継続することが大事」もっともっともっともっと打てるように頑張る

と目をぎらつけせた。


◆6回2/3を無失点で5勝目。六回1死まで走者を許さない快投だったオリックス・エスピノーザ

「投げている球種が全て、いい感覚だった」