有原は7回2失点の粘りで逆転を呼び込んだ。今季最多に並ぶ9奪三振でパ・リーグトップに並ぶ6勝目。「何としても勝つことが大事。勝とうと思ってマウンドに上がった」と気概を示した。四回は無死一、三塁から2死までこぎつけながら先制2点打を浴びたが、その後は崩れない。七回は2死一、二塁を背負っても踏ん張り、直後に一挙4得点が生まれた。倉野投手チーフコーチは「点を取られても、ずるずるいかないのが他の投手よりもたけている」とたたえた。


〜6/12付サンケイスポーツより抜粋〜