西武は松井稼頭央監督(48)が休養し、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM=58)が監督代行に就くと発表してから一夜明けた27日、交流戦開幕の中日3連戦を翌日に控え、名古屋入りした。

初戦に先発する今井達也投手(26)はバンテリンドームで軽めの調整。前日は帰宅後に監督交代を知り「僕を初めての開幕投手に指名してくださったのも(松井)監督だったので悔しい。今まで以上に危機感を持って、目の色を変えて野球に取り組んでいきたい。死ぬ気でやらないと、他のチームにどんどん置いていかれる」と覚悟を口にした。

チームは15勝30敗で最下位に低迷するが、打線が奮起して2連勝中。2013年以来、11年ぶりに指揮を執る渡辺GM兼監督代行は「ここから上を目指していく上で、非常にタフで厳しい戦いが始まる。交流戦を契機にまずは3位を目標にチーム一丸となって戦っていきたい」と語った。


〜5/28付サンケイスポーツより抜粋〜