西武は40歳の中村剛也内野手が0−1の四回に今季3号ソロを放ち、歴代11位で球団OBでもある田淵幸一の通算474本塁打に並んだ。チームは最下位と苦しんでいるが「素直にうれしいし、早く抜けるように」と頼もしかった。 スチュワートが投じた内角低めの154㌔速球を左中間越えへ運んだ。プロ23年目の健在ぶりを示し「うまく打てた。今年はなかなか速いストレートを捉えられていなかったので」と納得の口ぶりだった。

4月24日のオリックス戦(京セラ)以来4試合ぶりの一発で、目標とする史上9人目の500本塁打へ残り26本とした。8月に41歳となる大ベテランは2月のキャンプでは2軍主体のB班で調整を一任された、ら「けがをしてしまったら意味がなくなる。焦らず、慌てずやっていきたい」とじっくりと仕上げてきた成果が出ている。



〜4/30付サンケイスポーツより抜粋〜