楽天・早川隆久投手(25)がプロ4年目で初の開幕投手を務めることが28日、発表された。今江敏晃監督(40)は楽天モバイルパークで「新生イーグルスとして、これから絶対的に引っ張っていってもらわないといけない選手。特別な場所を経験して、さらなる飛躍をしてもらいたいという思いで決めた」と期待を口にした。開幕戦は3月29日に同球場で西武と対戦する。

大役を託された25歳の早川は「喜びよりも使命感が強い。チームの顔として投げるので、完投、完封を目指したい」と言葉に決意を込めた。早大から2021年にドラフト1位で入団。6勝7敗、防御率3.44だった昨季終了後には日本代表の一員としてアジアプロ野球チャンピオンシップで登板し、オーストラリアのウインターリーグで武者修行も行った。

楽天は今季、エース則本が抑えに転向。昨季開幕戦に先発した田中将は右肘のクリーニング手術明けで慎重に調整を進めている。


〜2/29付サンケイスポーツより抜粋〜