プロ野球のヤクルトで通算191勝を挙げた松岡弘氏(76)が岩手・花巻東高女子硬式野球部の特別コーチを務めることが5日、分かった。

松岡氏は岡山・倉敷商高から社会人野球の三菱重工水島(現三菱自動車倉敷オーシャンズ)を経て、1968年にドラフト5位でサンケイアトムズ(現ヤクルト)に入団。78年に16勝を挙げて球団初のリーグ優勝、日本一に貢献し、沢村賞を受賞。80年には最優秀防御率のタイトルを獲得した。現役引退後はヤクルト2軍投手コーチや社会人のクラブチーム監督、東大の臨時コーチなどを務めてきた。

身長186㌢から剛速球を投げ込む右腕だった松岡氏は技術だけでなく、メンタル面の指導も大切にしており、女子野球でもプラスの効果が期待される。


〜2/6付サンケイスポーツより抜粋〜