オリックス・山岡泰輔投手(28)が11日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、9000万円で更改した。昨季から1000万円増で「先発、中継ぎで大変だったが、3連覇のために頑張ったと言ってもらえた」と納得顔を浮かべた。

球団には珍要求も。交渉の席で、京セラドーム大阪の風呂場に「テレビをつけてほしい」と要望した。試合後、風呂に浸かりながら見るためではない。試合終盤の出番に備えて利用する際、「お風呂にテレビがあれば試合を見ながら、そわそわせずに準備できる。(同じ意見を持つ)他の選手もいた」と説明した。

今季は31試合で2勝1敗3セーブ8ホールド、防御率2.30。シーズン途中で先発から中継ぎに回り、さまざまな場面で投げた。来季もチーム状況に応じて柔軟に投げられるように準備する。

中継ぎを経験して新たな武器の必要性を感じ、米大リーグに挑戦する山本由伸投手(25)からコツを聞いたフォークボールの習得に取り組む。「キャンプで徐々に投げながら完成していければ」と話した。


〜12/12付サンケイスポーツより抜粋〜