F1/エフワン

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ちょっとネタバレます。

 

レース中のクラッシュの夢を見て、悪い目覚めのソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)はバンで生活しながら、各地を転々としながらレースをしていた。

彼はかつてアイルトン・セナナイジェル・マンセルが活躍した時代、期待の新人としてF1界に登場するが、スペインGPで大クラッシュして重傷を負い、F1界から姿を消していた。

 

ヘイズは今回「デイトナ24時間レース」に出場する為にやってきて、見事優勝をする。

その後、コインランドリーにいる所を、昔のレーサー仲間のルーベン(ハビエル・バルデム)がやってくる。

ルーベンはF1新興チーム「APX(エイペックス)」を運営しているが、まだ1ポイントも取れずに最下位が続き、チームが売りに出される瀬戸際にいた。

ルーベンに熱く説得されても断るヘイズだが、自分が不完全燃焼でF1から去った事もあり、低迷するチームとわかった上でAPXにやってくる。

APXには期待の新人ドライバージョシュア(ダムソン・イドリス)や、テクニカル・ディレクターには女性初となるケイト(ケリー・コンドン)が就任し、自分を認めさせる意欲に燃えていたが思うようにいかず、チームとしての結束が揺らいでいた。

ヘイズがやってきて、ルーベンが彼を紹介すると、ジョシュアやメカニック勢もがあからさまに不満を言葉にする。

それに対抗するようにヘイズはテスト走行でジョシュアのタイムを上回ったらチームに入ることを了承させ、見事有言実行する。

ヘイズをロートルと舐めていたジョシュアは、平気なふりをするものの、内心穏やかではいられない。

 

レースに参加することになったヘイズだが、レースエンジニアの指示を無視して、あまりにも常識外れな走行でマシンを壊し、セーフティーカーが出る事態を利用し順位を上げたりするので、ルーベンやチームメイトは頭を抱える。

しかし、マシンの問題点をケイトにアドバイスしたり、マシンを壊したりペナルティぎりぎりの走行でも順位を上げていき、だんだんチームがヘイズに慣れていく。。。

 

わかりやすくて面白かったです。

 

将来を嘱望されながらレースで重傷を負い、志半ばで未来を絶たれたルーベンが、F1最下位のチームメイトの非難を浴びながらも勝利に導く。

将来有望の新人ドライバーとの確執やエンジニアとの恋などあり~の、最後は良かった良かったで終わる、ありがちな物語ですが、なんてったって注目はレースです。

 

全然ファンではないのですが、とにかくブラピがカッコ良くて、チームに入り勝手し放題に見えて、徐々にAPXにポイントが入るようになるし、最後に勝った後チームが盛り上がる中、一人去っていく所も、誰も自分を知らない土地で、バギーレースに出てしまう所もカッコ良かったです。

 

シルバーストーン、ラスベガス、アブダビ、鈴鹿サーキットも観れちゃうし、マシンに取り付けられたカメラが、車内外の様子を臨場感たっぷりな映像で体験できます。

 

若い頃は地上波でF1中継をやっていて観ていたのですが、セナが亡くなった事故のレース辺りからあまり観なくなりました。

 

富士スピードウェイでカートやポケバイ(小さいバイク)をやったり、先輩のバイクレースやジムカーナを観に行ったりしてました。

 

先日久々にDAZNでF1のモナコを観て、ルールが変わっていたので、最初は???でしたが、エンジンの音にテンションが上がり、過去回も観ちゃったりして、また自己旬が来そうな気配。

 

あっそうそう、エンディング曲がエド・シーランの「Drive」で、彼っぽくない曲でちょっと驚いたんですが、疾走感のある曲でMVもカッコイイ。