ねこのガーフィールド
どうやらジャスティン・ビーバーが絶賛したらしく、アメリカでは大ヒットとか。
ちょっとだけネタバレます。
ある雨の降る夜、小さな子猫を雨宿りさせた親猫はすぐに戻ると言って去って行った。
残った子猫は戻らない親猫を待つうちにお腹を減らして、道路の向かい側にあるイタリアンレストランを見つめていた。
レストランではいつもおひとりさまのジョン・アーバックルがピザを頼んでいた。
ピザが届くと、知らない子猫が窓ガラスにくっついて、ピザを見ていた。
心優しいジョンは店員に見つからない様にそっと子猫を中に入れると、たちまちピザを平らげてしまった。
ジョンは店員にお持ち帰り用のラザニアを注文すると、ちょうど誕生日のお客様がいて、皆がお祝いをしていているうちに、子猫がその辺のテーブルのパスタやピザを食べまくっていた。
慌てて子猫を捕まえようとするが上手くいかず、ようやく捕まえた時にお持ち帰りのラザニアが出来て外に出ると、後ろ髪を引かれる思いでジョンは子猫にさよならを言うが、子猫のあまりの可愛さにペット不可のアパートを出て飼う事にする。
新しい家に引っ越し、子猫はガーフィールドと名前を付けてもらい、子分友達のオーディーという犬も飼い、今ではふてぶてしい怠け者のわがまま猫に育ってしまった。
勝手にジョンのお金でデリバリーして、ジョンに食事を作らせ、夜には冷蔵庫を漁る、本人曰く幸せな日々が続いていた。
欲しいものがあると勝手に通販して、快適な椅子でネッコフリックスを見て過ごすのが好き。
ある夜、ガーフィールドはいつものように冷蔵庫を漁ろうとすると、怖そうな2匹の犬のローランドとノーランにオーディーと一緒に誘拐されてしまう。
ローランドとノーランの親分は雌猫のジンクスで、ガーフィールドの父親のヴィックに裏切られた恨みを晴らすために、ガーフィールド達を餌にしようとさらって来たのだった。
ガーフィールドは久しぶりに会うヴィックに自分を捨てた恨みを言うが、結局ヴィックの頼みを聞き、仕方なくジンクスの言う、牧場に行ってミルクを大量に盗んでくるミッションを行うことにする。
貨物列車に勝手に乗って、田舎の牧場までやって来たはいいものの、昔と違い警備が強化されて侵入するのが難しくなっていた。
ふと見ると、大きな牛オットーが牧場を眺めていた。
話しを聞くと、以前オットーと恋人のエセルは牧場のマスコットだったが、自分だけ追い出され、今もマスコットのエセルを見れるのは、一時だけになってしまったと話す。
そして、エセルに会いたいオットーと、ミルクを盗みたいヴィック達の利害が一致して、牧場の内部に詳しいオットーが作戦を立てて、ヴィック達実行犯が作戦を開始する。。。
面白かったです。
小さい時に拾われてから、家から出ないで育ったので、巻き込まれたものの、外の世界に出た事で色々学習して、ヴィックがガーフィールドを何度も見に来ていたのもわかって、めでたしめでたしで、実にアメリカ的な映画です。
笑いもあり、最後は泣かせるストーリーになっていて、ありがちなお話ですが分かり易くて良かったです。
本当は字幕が良かったのですが、吹き替えしかなかったので観ましたが、ガーフィールド役の山ちゃんがそのまんまだったので顔が浮かんでしまい、やはり字幕が良かったです。
高校の頃、友達の学校の英語の教科書が、マンガのスヌーピーとかガーフィールドの原書を使っていて、ガーフィールドを気に入って本を買って、わからない単語は辞書を引きながら読みました。
その中で、ガーフィールドが大好きなラザニアなる食べ物がどういうものかわからなくて、図書館に調べに行った事を思い出します。
調べたものの材料の平たいパスタがどこにもなくて、自分で作ったりして作り、娘が小さい頃位までの定番料理でした。