アクアマン / 失われた王国

ワーナー公式】ニュース|映画『アクアマン/失われた王国』2024年1月12日(金)日本公開決定!IMAX3D®、4D3D、Dolby Cinema  3D、ScreenXでも上映へ!

ちょっとネタバレます。

 

海底王国アトランティスの王・アクアマンアーサー(ジェイソン・モモア)と妻のメラ(アンバー・ハード)の間に息子が産まれ、子育てに奮闘しつつ、王としての国務や会議に嫌々参加するなど、寝る暇もない日々を送っていた。

 

一方アーサーに父親を殺されたブラックマンタデイビッド・ケイン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)は壊されたパワースーツの修理を急がせる為、科学者のシン博士(ランドール・パーク)と部下は南極を調査していると、氷が割れて下に落ち、謎の巨大生物に襲われる。

SOSを受け、助けに来たブラックマンタはシン博士の話を聞き、氷の下の海中を調査中古代遺跡を見つけ、そこにあったブラックトライデント(黒い矛)を発見する。

ブタックマンタが二つに分かれたブラックトライデントを一つにつなぐと、彼の意識の中に大昔に封印された、7つ目の呪われた王国を支配していたコーダック王の怨念が流れて来て憑りつかれてしまう。

ブラックマンタはコーダック王に支配され、古代王国のエネルギー源になっていたオリカルクムを奪うため、アトランティスにやってくる。

アクアマンは侵入者を排除するため、アトランティスにかけつけるが、戦いの際、メラはブラックマンタのビームで大けがを負ってしまった。

アクアマンはブラックマンタと戦うが、あと少しの所で、奴らのソニック砲(超音波砲)にやられ逃げられてしまう。

 

オリカルクムはアトランティスの動力として使っていたが、世界を破壊させるほどのエネルギーがある事がわかり、アトランティスの王はそれを封印することにした。

しかし、そのことに反対したアトランティスの王弟コーダックは、自分と国民を怪物にして兄王に反撃したため、アトランティスの王は自分の血を使い封印してしまう。

コーダック王は長い間の封印を解くため、権力欲をあらわにする物がこの地に来て、ブラックトライデントを手にする日を待ち望んでいて、そこに来たブラックマンタに憑りついて操ることにしたのだった。

 

5か月後、地上では気温が上がり、災害が多発し、海でも疫病が発生する。

アトランティスで王として評議会に出席したアーサーは、この異常事態に“アトランティス”の存在をを地上に知らせて、海と陸で協力して対処しようと発言するも猛反対を受けてしまう。

 

調べるとブラックマンタは盗んだオリカルクムを溶鉱炉で溶かして、地上の気温を上げている事がわかる。

そして、ブラックマンタの目的はアトランティス王の血でコーダック王の封印を解くことにあり、アーサーの父と留守番をするアーサーの息子が危険だと気づき家に向かうと、すでに父は大怪我をして息子は連れ去られていた。

アーサーは、過去にブラックマンタと繋がりがあり、自分の命を狙った弟のオーム(パトリック・ウィルソン)を脱獄させ、力を借りたいと言い、家族の反対を押し切り、砂漠の奥深くに幽閉されているオームの元へ向かう。。。

 

面白かったけど…。

 

面白かった事は面白かったのですが、何だろう、前作のような爽快感がなくて、良かった良かった(棒読み)って感じ。

 

時流に合わせ、パンデミックや温暖化、虫食のSDG’Sなど描いてあったのは良かったです。

 

でも、アクアマンとブラックマンタの戦いも1対1での戦いはなく、封印されていたコーダック王が蘇ったもののあっという間に倒されて、期待が大きかっただけにちょっとあれ?って感じでした。

 

7つ目の呪われた王国のコーダック王や国民は怪物化していて、エイリアン的ヴィジュアルで気持ち悪いし怖いので本当に止めて欲しい。

 

一応笑う所は多々あって面白かったけど、個人的に一番受けたのは「ちいかわ」のうさぎが奇声を上げる声がアクアマンの雄たけびにそっくりでめっちゃツボった。

 

ただ音楽は、大好物の古き良き時代のロックを使っていて、気分が上がります。

今回はステッペンウルフの「Born to be Wild」1968年に映画「イージーライダー」の主題歌になった邦題ワイルドで行こうと、ノーマン・グリーンバウムの「スピリット・イン・ザ・スカイ(1969年)」で、色んな所で使われる名曲です。

 

アメコミ映画は古いアメリカンロックを使ってくれるので楽しいです。

 

 

↓前作なので、よければどうぞ。