今日はマイクロムーンです。

 

一時はミニマムーンと言われていましたが、小さい月なのであまり注目されませんし、ニュースにもなりません。

 

月は地球の周りを楕円形に回っているので、地球に最も遠い距離で小さく見える満月をマイクロムーンと呼び、最も近い距離の大きく見える満月をスーパームーンと呼びます。

24日の満月は「マイクロムーン」 今年最も遠い満月

マイクロムーンは、①一年の中で最も小さく見える満月(新月)、②月と地球の距離が月の公転軌道内で最も離れた時に見える満月(新月)とか言われていますが、スーパームーンと同じで、正式な天文学用語ではないので、それぞれの都合で使われています。

 

①を定義とすると、マイクロムーンは一年に1度しかなく、②とすると一年に何度かあっても良いということになります。

 

なので、天文関係では①を、メディアでは話題作りに②を使う傾向のようです。

 

で、わたくしは①を使うので、スーパームーンもマイクロムーンも一年に1回だと思っています。

 

スーパームーンとマイクロムーンでは距離に約49,487㎞もの差があり、マイクロムーンはスーパームーンと比べて大きさが14%小さく、明るさは30%も暗く見えるそうです。

地球と月の距離の変化と満月の表を見ると、地球の周りを楕円形で回る月ですが、1周の距離は微妙に違っています。

2024年 月の地心距離の変化と満月のタイミング

ちなみに、月は徐々に地球から離れていっている様で、でも年に3.8cm程度なので、太陽の寿命の方が先に来るそうで、地球はそちらの方がピンチ…と言うか太陽系がなくなります。

 

とは言え太陽の寿命はあと50億年位あるので、どうなるか知ったこっちゃ~ない感じでしょうか。

 

それと地軸も周期運動でずれてきているそうで、その影響があるとかないとか。。。

 

―追記ー

雲の隙間から満月が見えましたが小さいかどうかはわかりません。