大好きだった「喰う寝るふたり住むふたり」の続編が出ました。

 

喰う寝るふたり住むふたり

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ちょっとだけネタばれます。

 

高校の同級生で、高3で付き合って、20歳から同棲10年、結婚して5年のリツコのんちゃん

 

夫婦になった二人を男女両方の視点で描いた物語。

 

リツコはずっとヤングレディース向けアクセサリー企画の仕事を続け、企画部が自分以外20代になって久しく、会議の時に自分が小うるさいお局の様にダメだしする事にストレスを感じている。

夫婦になって5年が経ち、夫ののんちゃんは長野で農業生活をしている父が腰を痛めたことをきっかけに、週末は実家で農業生活をして、妹のあずさと4人の子供の相手もしている…「35歳」

 

リツコは半年前から不妊治療をはじめ、「タイミング法」を行い禁酒禁煙禁コーヒーで、そのことは会社には言えないでいた。

そして、ダメだった時には1本ビールを飲んで、ちょっとガス抜き。

色々な制約ややらないといけないことはあるが、新しい挑戦と思えば楽しめるような気がしている。

そして、病院でタイミング法は後1、2回で、人工授精ステップアップをと伝えられ、資料を受け取り、彼女の心に「敗者」と言う言葉が浮かんでしまう。

ぼ~ッとしているリツコを心配した後輩が、コーヒーを淹れてくれるが、休憩所に行くと言って流しにこぼす自分に、このままじゃダメになると思う。

のんちゃんに人工授精について話し変わりたいと言うが、子供を産まないと変われないのかと言われ、リツコは愕然とする。

以前不妊治療をすることになって人工授精について調べた時、その費用に驚き、リツコの体の負担を考えて、タイミング法で授からなかった場合の覚悟を決めているのんちゃんは、同じ考えだと思っていたリツコからの言葉に追い詰められている彼女を思う…「産むも産まずも」

 

人工授精の説明会に行って、これ以上の治療をしないことに決めた二人は、のんちゃんの両親に話しに行く・・・「リツコ、長野へ行く」

 

 

あ~これこれって、懐かしく読みました。

 

続編が出たらいいな~と思っていましたが、最終巻の記事を書いたのが2015年だったので、もう出ないかと思ったら新装版が出たので、期待してたら続編が出て良かったです。

 

男目線と、女目線の違いがとても面白いです。

 

夫婦になると二人だけで判断できない問題も出て来て、今までになかった悩みも出て決ますが、いきなりですか~って感じです。

 

いつまでも結婚しないと”結婚は?”と言われ、結婚すると“孫はまだか?”がセットでついてきて、言う方は悪気はないのでしょうが、言われる方は心にずんっときて、どんどん悪者になっていくような気もして、自分で自分を追い込んでしまうのです。

 

いや~身につまされて、当時を思い出し、一気に時間が巻き戻りました。

 

今は不妊治療も多くの方が受けていて、随分普通になってきていますが、体にも心にも金銭的にも大変だと思います。

 

独身の時の同僚が不妊治療をしていて、途中から名古屋の病院で何度か体外受精をして、話を聞くと本当に大変だと思いました。

 

リツコとのんちゃんが同じ決断に向かえて、のんちゃんのお父さんにちゃんとに話せて、お母さんも色々思う所はあったものの、わかってくれて本当に良かったです。

 

高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ2021 

 

昨日のエスパルスユース

市立船橋との一戦は、1-0で勝利して暫定首位を死守しています。

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2位の青森山田は2試合少ないのでうかうかできませんので、トップと共に気を引き締めての試合が続きますが、最後は全員で笑って終われるように共に頑張りましょう。