長年ガンを患っていた、樹木希林さんが逝かれました。
彼女と言えば「寺内貫太郎一家」のばあちゃんや「ムー一族」のクセのある家政婦の金田さん。
ばあちゃんはまつげも白く染めたのが印象的でした。
でも樹木さんの事がとっても印象に残ったのは、「悠木千帆」という芸名を、売るものがないのでとオークションにかけてしまったことで、芸名とは言え自分の名を売るってすっごい事だと、強い印象を受けました。
たしか、「時間ですよ」の途中で、名前が変わった記憶があります。
トーク番組では、飾らない真っ直ぐな言い様が、心にストレートに届く不思議な方で、病気を患っている感じはまったくなかったので、わかっていても突然きた感じが否めません。
もうすぐ公開の「日々是好日」を観に行くのですが、また違った目線で樹木さんの演技を見てしまうのでしょう。
「日々是好日」は、エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々を綴ったエッセイの映画化。
ご冥福をお祈りいたします