先日、「ペレ 伝説の誕生」という映画を観ました。２０１６年の７月に劇場公開された作品です。
ブラジルの、ジンガの上手いスラムの少年（ペレ）が、サントスにスカウトされ、ブラジル代表になり、ワールドカップ（スェーデン大会）に出場して……という話でした。
背景にはヨーロッパの、システムありきのパスサッカーが新しいサッカーで、ブラジル土着のこね回す個人技サッカー（ジンガ）は、古いサッカーであるという対立があります。
サントスのコーチも、ブラジル代表監督もヨーロッパ型の新しいサッカーを導入しようとしますが、ペレはうまくハマりません。落ち込んで故郷に帰ろうとすらします。そうした軋轢や挫折を乗り越えて、やはりブラジルはジンガこそ魂だというところに選手皆の心が結束していくというところが感動的でした。
お子さんとご覧になってはいかがでしょうか。
来年１月半ばにDVDやBlu-rayになるようです。