日本サッカーの父 | たまたまや、ゆうねん

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「日本サッカーの父」と呼ばれるのは、デットマール・クラマー氏です。日本代表の面倒を見た方で、1964年の東京オリンピックで、日本代表をベスト8に導いた方です。釜本、杉山らを基礎から育て直したと言われる名指導者です。日本代表は68年のメキシコオリンピックで見事銅メダルを獲得します。このときの日本代表メンバーの中心選手はクラマー氏の薫陶を得た選手達でした。

のちに、ドイツリーグのバイエルンミュンヘンの監督となり、UEFAチャンピオンズカップを制覇しますが、その時のインタビューで、人生最高の瞬間ではないかと問われ、「最高の瞬間は日本がメキシコ五輪で銅メダルを獲得したときです。私は、あれほど死力を尽くして戦った選手たちを見たことがない」と答えたといわれています。

このクラマー氏が日本代表の選手達の練習時にくりかえし言っていたことは、以下の言葉だったそうです。

・Quick ball contro l.(近くに来たボールは早く処理しろ)
・Look around. (周りをよく見ろ)
・Meet the ball./ Don't wait the ball. / Only staying. (ボールを待つな / <お前達は>つったっているだけ)
・Look before./ Think before. (パスを受ける前に敵味方の動きをよく見ろ、動作を起こす前によく考えろ)
・Use space.(スペースを使え)
・Pass and go. (パスしたら動け)
・No rest time between defence & offence. (攻守の間に休むな)

これらはジュニア、ジュニアユース年代でも大切な基本精神ですよね。
ほとんどの選手が半分もできてません。
身体にしみこませたいところです。