やっと手術痕が落ち着いた感じになってきて、久しぶりにシャワーを浴びれた。
汚いと罵られそうだが、なんと12日ぶりの入浴である。
それまで、濡れタオルなど用意してもらって、体は拭いていたが、正直気持ち悪くて仕方が無かった。
周りを見ていても、入浴している人は殆ど見ない。
入院患者って、予想以上に人並みの生活から遠ざかっていると感じる。
看護師さん達は見てると、毎日毎日「お手伝いしますから入浴してはどうですか?」と、頑張って声かけてるけど、老人達は面倒くささが勝つらしく「要らん」と無愛想に答えていて、見ていて可哀想になる。
自分の糞尿にまみれて生活してしてるのに、入浴も嫌って、何だか恐ろしくさえ思える。
長く入院してると、感覚がおかしくなりそうで怖くなるのは、こんな理由かも知れない。
ところて、今日から新しい機械にて透析を行う事になった。
APDと言うのだけど、こんな奴
こいつは夜寝てる間に透析をやってくれる機械で、腹から出てる管(カテーテル)に、寝る前に接続しておくと、寝てる間に全部済ませておいてくれる優れものなのだ。
今日初めて使う事になって、いきなり準備で大ミスをしてしまい、透析液を何本も駄目にしたのは内緒で。
今繋いだ状態で寝る前にこのブログ書いてるんだけど、始動時はかなりうるさい気がしたけど、今のところ静かになりました。
でも、当たり前だけど、腹から管出てる状態で、それ機械と繋げてから寝る…って、やばいよね。
だって無意識に寝返り打って管抜けたら、大惨事じゃないですか。
今はある程度気にしてるけど、慣れた頃なんかとんでもない事やっちゃいそうな気がするなぁ。
特にお酒飲んだりしたら、なんかとんでもない失敗しちゃいそう。
退院したら、お酒が飲めるって希望を持ってたけど、もしかしたらお酒もやめなくちゃならないかもなぁ…
そうなったら、悲しいです…