入院してから4回目の日曜日、そう日曜日は休診日なので、割と病院は閑散としてます。


まぁ入院患者は変わらず居るので、僕の周りの環境は変わりなく不愉快。


相変わらず、部屋で「うんち出た」ナースコール押しまくる爺さん、臭いし、ウザいので内心「糞ジジイ」と呼んでます。


来た当初は自分で車椅子に乗り換えてトイレに行ってるのを見たけど、ここ数日は部屋でしまくる。


病室内は通話禁止のはずなのに、平気で電話をしまくるし、相変わらず全部人にやらせている癖に、優しくしろとか丁寧にやれとかうるさい。


看護師さん達も、手のかかる奴ほど、大勢で手をかけて低姿勢で接するので、俺みたいな何でも自分でやる奴は割と放置される。


多分そんな事も腹立たしい原因の一つなんだよな。


もう一人、向かいの部屋の姿見えないけど、やたらうるさいジジイが居る。


ほぼ誰も行かないと全ての時間で、大袈裟にうんうん唸っているのだけど、そんなに大変な状態のくせに看護師が行くと、途端に饒舌になって大声で自慢話をしている。


寝たきりのくせに、昔スポーツマンだったんだぜ!とか自慢してどうする?


おそらくかまって欲しくて、廊下に響き渡る声で唸っているんだろうな、と言う事ではこちらは「スーパーかまってちゃん」と内心呼ばせて頂いてる。


病的とはよく言ったもので、人間寂しいくらいで、こんなに頑張れるんだと感心するレベルに唸ってる。


暇なんで他の部屋もちらちら覗いて見てるけど、病院って所は壮絶な所だよなと痛感する。 


目をカッと開いたまま、微動だにしない老婆。


壊れたロボットみたいに、不可思議な動作をひたすら繰り返す爺さん。


なんか頭がおかしくなりそうな時もあるのだが、自分の場合は障がい者としていかなる時も自助出来るスキルを身につけるまで入院するらしい。


今日も3回2リットルの透析液を出し入れして、腹から出たカテーテルの手入れの仕方を教わった。


腹から管出てるって、やっぱり簡単には馴染まないものだ。


今日看護師さんに「これ抜けたらどうなる?」と聞いてみたら、無い話じゃ無いらしく、急いで処置しないと大変な事になるから注意して!と言われた。


えっ?抜けるのこれ?内臓剥き出しになっちゃうじゃんか。


俺、粗雑な所あるから心配だよなぁ…