そろそろそんな日があるだろうとは覚悟していた。
そう、今日は「何の予定も無い」日だ。
検査も透析も無いし、回診も無い。
我々入院患者は居るけれど、この病院的には休診日という奴である。
おまけに電気点検をやるとの事で、午前中は停電するとか言ってる。
何もやる事が無いのに、病院に縛られているのは、なんか物凄く損した気分になる。
甲斐甲斐しく世話してくれる看護師さん達がいるから、尚更そう思うのかも知れない。
中には寝たきりみたいなご老人も一杯居るので、常に呼べば来る介護が受けられるのは、良い事なのかも知れない。
だが、自分は何でも出来る状態なのだ(首から管出ちゃってるけど)。
聞いたら、外出するも出来ないらしい。
こっそり出れないか?表玄関まで見に行ってみたが、しっかり閉じられていて、その上警備員が各所に立っていた。
まるで、刑務所の様だなと悲しく思った。
暇な上に体力を持て余しているので、下から上まで、階段を登ったり降りたりを2往復程してみた。
良い感じに身体は温まったけど、下手に汗などかいても、風呂も入れないので、その位でやめといた。
後は調子が悪くなって使い物にならないポケットwifiは諦めて、病院のWi-Fiの入りの良い所を探してまわった。
結局、先日見つけたロビーが一番繋がることがわかったので、ロビーを占拠して、ネット動画などを楽しんで過ごした。
看護師に確認したら、ドクターに許可貰えたら、外出も出来るかもしれないとの事なので、またこんな何も無い日が来たら、前日にドクターに掛け合ってみようかなと思っている。
明日は透析と各種申請書類について、説明が聞けるらしい。
透析が本格稼働すると、障がい者手帳が交付されて、様々な補助が受けられる様になるらしい。
ただでさえ、ハンデのある人生になるのだから、受けられる補助は積極的に受けたいと思っている。