結局昨夜は日が変わるまでロビーで潰して、皆が寝静まってから、寝床に入って寝た。


なんで寝るのにコソコソしなくちゃならないんだ?とは思うけど、できるだけトラブルは避けたい。


君子危に近寄らずというところか。


もう一つロビーに居たには理由があって、病院内のWi-Fiのサービスの精度が低い、要は繋がらないのだ。


一番繋がりやすい所を深夜徘徊しながら探してみて、ロビーに行き着いたという訳。


さて今夜はどうしよう?


さておき、今日はついに首からカテーテルを入れて透析することを始めた。


まず首からカテーテルという細い管を首の太い血管に通す。


これが、やってみたら、当たり前だけど凄い怖い。


首切ったら死ぬよなぁ…とか思いながら、手術を受けたけど、部分麻酔で首にメスが入る感じは、許されるなら絶叫しそうな程怖かった。


しかも、途中で首の血管に管を押し込む為に首をガシガシ締めてくる。


あれれ?もしかして俺死ぬかも…と、ちょい気が遠くなったのは本当。


しかも、終わった後、やたら痛い。


寝てるしか出来ない身分ではあるけれど、頭の向き変えるたびに首に痛みが走って、顔を顰める。


しかも、首から管が出っ放し状態。


これ今、何かに引っかかって取れたら、俺失血死するんじゃね?


そんな管を、その後機械を通して、「透析」なるものを初挑戦した。


初透析の感想は、「これ一生やるのかよ。最悪。」というものだった。


スタッフも看護婦さんも親切なんだけど、ただただじっとして、機械に繋がれてるのは想像以上に苦痛でした。


姿勢もあんまり変えられないし、Wi-Fi繋がらないし、首めっちゃ痛いし。


自覚症状無しで入院する事になったので、検査結果で「腎不全を起こしてます、緊急透析です」と言われて、こうなったけど、今だになんでこんな目に遭わされてるのか?と思う事も多い。


それこそ、体調悪すぎて倒れて運ばれたならわかるけど、前日までチャリ通勤で肉体労働バリバリにやってたのよね。


人生って、本当に何が起きるかわからない。


昨日まで肉体労働ガシガシしてた俺が、身体障害者の仲間入りなのだ。


入院勧告無視して働いていたら、本当に倒れたのだろうか?今だに信じられない。


次は本格的に透析導入する為に手術を受けるのだけど、その準備の為に検査をいろいろやるらしい。


明日は胃と大腸という、検査拷問セットが待ってるという事で、今から恐ろしくて震えている。


どうか、痛いのも苦しいのも最小限でお願いしたい。


その前に夜寝れるのかね?俺。