入院で感じた事シリーズ、最後に。
これは自分の勝手な妄想なのかも知れないけど、病院に日本の未来の縮図を見た気がしました。
多くの老人とそれを世話する少数の若い人、僕らが老人になる頃、世の中の人口割合はこれに近くなっている事でしょう。
つ まり、社会全てがこの割合になってしまうと、歳をとっても面倒を見てくれる人は居ないという事です。
老老介護の在り方も今よりずっと深刻になっていくでしょう。
こうなってしまうと医療の進歩によりさらに寿命を延ばす働きにも何だか賛同しにくくなってしまいます。
いつか、仲良くさせて貰ってたお年寄りがこんな事を言っていたのを思い出します。
「80歳位で自動的に終われるシステム考えてくれないかなぁ」
彼の嘆く感じが何となくわかる気がしました。