今日はクリスマスイブ。

本当のクリスマスは明日だと言うのに、日本的には今夜が最高に盛り上がる。

恋人達も子供達も今夜起こる素敵な出来事の為に胸を熱くしている。

うちの娘も未だにサンタを信じていて、ちょっと前まで寝る前に窓にサンタさんへの手紙を貼って寝ていた。

そして毎朝、手紙が無くなっているのを見て、サンタさんがまた来てくれたと喜んでいるのである。

そんな個人的な存在が世界中の子供達に有る事に何の疑問を抱かないのだろうか?

もっとも、多少なりとも疑問は持つようで、昨日いきなり「パパはサンタさんをやった事があるか?」という、核心に迫る質問をしてきた。

一応「やった事は無いが、荷物を運ぶ事でサンタさんのお手伝いをしている」と答えておいた。

しかしながら、よく考えてみると、自分の稼いだ金で買ったプレゼントをサンタという架空の存在の手柄にするってのも不思議なもんだ。

しかも幾つかの嘘でその存在を守ったりして…

そうまでして守らなくちゃならないこのファンタジーって何なんだろうね?