薬で痛みを無理矢理押さえつけてしまうと、あとでこんな酷い目に遭うんだよ…という実体験中です。


筋肉痛はまぁ大したことが無いけど関節がボロボロです。股関節、膝、足首が痛くてギクシャクしてます。


明日お仕事出来るのかなぁ~? まぁともかく大変長くなってますがレポ4です。


第三関門を通過して第四関門へ向かう辺りは強烈な登りから始まる。


実はここいら辺りから記憶が曖昧になっている。関門時間だけ気にして走っているが、


後のことは脳があんまり苦しいんでシャットアウトしている感じ、なにも考えられなくなっている。


実はこの辺りからいろんな感覚装置が壊れてきて、おかしな感じになってきた。


いつの間にか2~3k走っていて、痛みで目が覚めると距離が進んでる感じ。


他の人の過去のレポで第四関門にマッサージが有ると聞いて楽しみにしてたのだが、


今思い返してみても、あったか無かったか受けたのか、どうかも思い出せない。


ただ、関門は突破した。残るは最終第5関門。辺りも暗くなり始めた。少し寒い感じ。


この辺りでぼんやり覚えているのは、眠くて蛇行していたこと。


もうどこもかしこも痛くて、歩いても痛いから走る!みたいな無茶苦茶な感じになっていた。


ただ何時の間にか寝てしまい車道にフラフラ出てしまって何回かクラクションを鳴らされた。


よく轢かれなかったと思う。係員にも怒られた。人間は極限まで来ると走りながら寝れます、危ないけど。


最終関門直前でさぶろうさんに会った、なんだか嬉しくなって元気になる。


ただ「俺、もうきついんで行って下さい」と言われて、さっき飲んだ四回目のロキソニンが効き始めたのを


良い事に、ラストスパートとばかりに走る。最終関門抜けて最後の登りに向かう。


誰も走って無い中一人ガシガシ走る、といっても遅いが。師匠とあこちゃんと行った富士トレが効いてるね。


坂の上まで来たらガチャピン姿のカツヲ君が待っていた。あ~ここまで来れた。


下ったらゴールが見えた、歓声を聞いたら不思議と走れた。ゴールでガッツポーズ。



南部さんのブログ
手元の時計で13時間40分くらいのゴール。(写真見ると13時間36分ってなってるね)


苦しくて長い旅が終わった。


今度こそは感動して涙も流れるかと思ったが、そんなことよりこの痛みから解放されるという


安堵しか感じられなかった。感動って余裕の有る人間の物なのかな?


時間が経って心に余裕が生まれたら、感動する日が来るかもしれない。


只、今も痛みと戦っています。次はどう~なんて事言う人が居ますが、


現時点では、もう二度とこんなに痛い思いをしたくない、としか思えません。


でもね、素敵なこともありましたよ。


一つは沢山の仲間と苦しみや喜びを共有できた事


南部さんのブログ
PHOTO BY るーぷ Sports

それから、こんなに辛い思いをしても走り続けられたのは応援があったから!


なうで応援をくれた


走るペンギンさん、R254@ルートさん、ねこランナーさん、わたわたさん、金剛地えみさま、


しまねこさん、くるりんさん、そうごうぱぱさん、紫歩★TERA★凛さん、MAR-SANさん、あっちんさん、takaさん、


t3kk0組長、まめっちさん、heartwaveさん、なんちゃってアスリート佐知子さん、マカロンさん、だいすけさん、


DRAFT LITEさん そしてにゃろめさん ありがとうございました。


現地で応援してくれたるーぷさん、カツヲ君、レイさん、えせイタリアーノさん、nachiさんありがとうございました。


そして我がままを聞いてフォローしてくれた親父と妻子に心から感謝します。


じつはとんでもないミスをしてしまってこの後の話が続くのですが、とりあえずレースレポはこれで終わり。


長々と失礼しました。