第4回は【大和ハウス】です。

 

第3回記事はこちら→【セキスイハイム】 

 

第2回記事はこちら→【住友林業】 

 

第1回記事はこちら→【積水ハウス】 

 

 

 

 

1 概要

 鉄骨系メーカー。

 戸建はもちろん、店舗等商業向けの建物に注力しているイメージ。

 最近は海外のマンション市場に本格的に参入するとの新聞記事も見かけた。

 良くも悪くもいまひとつ特徴に欠ける。

 

 

2 商品(一部)

 

・xevoE(ジーヴォイー)

 戸建てでは最もスタンダードな商品。

 私は当初こちらで検討したが、訳あってシグマに変更しました。

 

・xevoB(ジーヴォビー)

 Eの廉価版。

 選択可能な部材を絞り込むことで価格を落としている。

 加えて、2階床組がマルチプレックス遮音床ではなかった気がする。。。

 

・xevoΣ(ジーヴォシグマ)

 今ダイワが推している商品。(特に2016年からはEではなくΣの販売棟数を格段に伸ばしにかかっている)

 主体構造部材の免震デバイスがΣの形をしていることに由来。

 Σ型デバイスにより、東日本大震災のような複数回訪れる巨大地震にも対応可能となっている。 

 天井高2720mmが可能。

 さらに床面を360mm下げることにより、実質3m8cmの天井高を感じることができる。

 (予算が許すならばコレやりたかったです・・・)

 

 

3 価格帯

 他の鉄骨系メーカーとほぼ同価格帯。

 工業化(プレハブ系)住宅はどこも同じようなもの。。。

 ただし、そこからの値引きは最も大きかったように感じる。

 (最初からふかされていると言われればそれまでだけど・・・)

 

 さらに、オプションサービスもなかなか太っ腹にやっていただいたと思う。

 (そこらへんも後日記事にしたいと思っています)

 

4 その他特記事項

 大和ハウスといえば「外貼り断熱」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 個人的にはヒートブリッジ(熱橋)現象を抑える効果はあるように思います。

 

 特に、シグマの断熱を見た後に、通常の木造住宅の断熱を見ると、なんとも心許ない気がしてしまいます。

 

 間取りについては、私の感想としては木造軸組構法と同じくらい自由にさせていただいた印象です。

 制約はほとんど感じませんでした。

 

 

★総括★

 特に他社より抜きん出た特長はないものの、あらゆる面で平均値以上の質を感じました。

 ひとことで言うと、最もバランスが良いメーカーであると思います。

 

 ブログ名のとおり、私はとにかく実用性を重視していますので、その理念に最も適合したメーカーであると感じ、大和ハウスさんに一生に一度のいえづくりを託すことにしました。