初詣 映画「とんび」ロケ地 金光町


岡山県浅口市金光町にはその地名、駅名の元になった金光教本部があります。
金光教とは江戸時代末期に教祖となる方が神様の依頼を受け、人々の願いを神様に祈り、神様の意思を人々に伝える取次により、人々の救済に生涯を捧げた事から始まる幕末三大新宗教です。
毎年、新年は近隣の方や遠方からの初詣の参拝者で賑わっています。
普段はとても静かなところでです。

その門前町には昔ながらの古びた家並みや商店が残り、昭和の雰囲気が色濃く残っています。
その雰囲気を活かし映画のロケが行われました。



ロケが行われたのは、映画「とんび」です。
町並みやお店を活かし、看板などのセットで街を作り撮影が行われました。
俳優の阿部寛さん、歌手で俳優の北村匠海さん、薬師丸ひろ子さん他が訪れて、金光教門前町や近くの海岸などでロケが行われました。

ロケが行われたのは2年以上前ですが、未だにポスターが掲示されていました。

映画の1シーンです。
酒屋さんやお饅頭屋さんの看板はそのまま生かされています。

映画のロケ場所を見た後に金光教に参拝しました。
出店も並んでいます。

楼門(正門)になります。
お正月の門松が飾られています。

広前会堂に向います。

巨大な建物です。

外にお賽銭箱があり参拝しました。
中に入って参拝もできます。
お供えし、お取次ぎ頂き御神米を頂く事ができます。
参拝は一礼、4拍手、心中祈念、4拍手、一礼です。

この一年の幸せと母ちゃんの無事と地震や災害が収まりますよう、世の中の平穏をお願いしました。

広場の一角には、教祖が暮らしていた家(立教聖場)が復元されています。

江戸時代の質素な家です。
願う人々を迎い入れ、生涯祈りの生活を続けたとの事です。柿の実が赤く熟れ残り、鳥達が鳴き、遊んでいました。


高台から眺めた金光町の町並みです。


帰りに再び門前町に寄り、金光饅頭や日本酒を買い求めました。
金光饅頭は、時間により甘い香りのする焼きたてを買う事ができます。
店の方は阿部寛さんや薬師丸ひろ子さんにお合いしたとの事でした。


酒屋さんでは日本酒を買い求めました。
お店の方からは「とんび」撮影時のお話しを色々お聞きしました。店の中でも撮影したとの事でした。

日本酒です。



お饅頭です
一番小さい箱を買いましたが、しっかりした綺麗な箱に入っていました。何かに使えそうです。



あんこが沢山入っており、生地も柔らかくとても美味しかったです。(もう少し大きい箱を買えば良かったなぁ・・・心の声)

以上です。