こんにちわ、たまりんです。
久々の更新は、これまた久々のワークマンネタです。
自転車は、ぼちぼち乗ってますが、ロングライドには出ていません。
この夏はいろいろあって、釣りの方が楽しくなってしまいました。
その件は、また気が向いたら別記事で上げようと思います。
今回のワークマンは、春秋向けの長袖裏起毛サイクルジャージです。
起毛ジャージとしては破格の1900円で、店頭で見つけて即買いしました。
以前結構ダメ出ししたサイクルジャケットに比べ、完成度は高そうです。
まだ使用していませんが、走行インプレを出来る頃には店頭在庫が無くなってしまいそうなので、今のうちに紹介しておきます。
カラーは、このエンジ色の他に、
黒、シルバー(ほぼ白)、グレー、青、蛍光黄がありました。
黒部分の配色は全て同一です。
紙タグの画像も載せてきます。
この価格でポリウレタン入りのストレッチ素材を贅沢に使用しています。
ワークマンとしては細身で、きちんとサイクルジャージのシルエットをしていますが伸びがあるおかげで窮屈さはなく、リラックスしていられます。
メーカー側の訴求ポイントはこんな感じ。
上記と被る部分もありますが、私なりに気になった部分を上げていきます。
①襟口
サイクルジャージとしては襟の立ちがなだらかで、やや緩め(太め)です。
風が侵入しやすそうで、寒い時期にはやや辛いかもしれません。
②袖口
袖口は思い切ったコストカットで、黒い平ゴムを縫い付けてあるだけです。
使っているうちにワカメみたいにビラビラにならないか、耐久性は少々気がかり。
まあ価格からして2シーズンももってくれれば充分です。
③裾口
裾は全周を幅5cmほどの太い平ゴムにシリコンプリント付きです。
これならずり上がりはなさそうです。
それよりも気になったのは、前身頃が長めの造りで後身頃と5cm程度しか差がありません。
そのため乗車姿勢では、腹部分がジャバラになり、やや不格好です。
しかしこれを特徴と捉えて、ロゴ等の無いシンプルなデザインなので街乗りに向いていて、自転車から下りて歩くときには下腹部が出過ぎなくて良さそうです。
私はこれを散歩にも使うつもりなので、この前身頃の長さは気に入りました。
④生地
脇と背中中央は、ストレッチ生地(スムース系の夏ジャージ素材的)で、発熱の多い運動量の高い方に向いていそうです。
その代わりに、私のような運動量の低い人が晩秋や初冬に着るのは厳しそうです。
それ以外の部分は裏起毛生地ですが、触感ではやや薄目の気がします。
しかし生地の厚みを測る器具は無いので確かなことは言えません。
代わりの指標として、重さが防風性や断熱性と相関がありそうなので、測ってみました。
手持ちのジャージで全てLサイズです。
●カペルミュール:424g
●パールイズミ:380g
●ワークマン:366g
●セブンイタリア:298g
●モンベル:284g
●スポーツフル:256g
この結果は、ワークマン以外に関しては、暖かさの体感と一致しています。
そのためワークマンのジャージの暖かさは並レベルと言えそうです。
⑤前ポケット
乗車時は前傾姿勢になるので、個人的には前ポケットは要らない(使えない)と思っています。
しかし前述の前身頃の長さのおかげで余裕があるので、腹ボテの不格好になることを許容すれば、荷物が増えてしまった時などに使えます。
⑥バックポケット
個人的にはこれが一番の特徴と感じていて、一般的な3ポケットではなく、5バックポケットとなっています。
背中部分だけでなく、横腹まで回り込んで5ポケットのスペースを確保しています。
しかしそれでも1つ1つのポケットはやや小さめです。
そこで気になるのが、実際に使えるポケットか否か?
私の常時携行品である、モンベル財布とスマホ入りのB6サイズ簡易防水ポーチが入るか試します。
結果は、ポーチがぐにゃりと潰れてニコちゃんが可哀そうですがギリギリOKでした。
写真は無いですが、センターのポケットにもウインドブレーカー(パールイズミ・ストレッチウインドシェル2300・XLサイズ)を同様のポーチに入れた状態でギリギリ収まりました。
* * *
以上のように大きな欠点は見当たらず、充分使えそうなジャージです。
私は無地の地味系ジャージは持っていなかったので、グラベルロードやMTBでののんびりライドや、目立ちたくないお忍びライド等に使っていくつもりです。