こんにちわ、たまりんです。

今回は、デビューから5年経過したカールトンEをリフレッシュした記事です。

 

 

RALEIGH CARLTON-E 変更前の姿

 

 

 

 

 

少し前置きが長くなりますが・・・

 

①前置きその1:体力

私は昨年から、心拍が上がらず必然的にパワーも出ない症状に悩まされています。

持病の影響だろうからしばらくすれば元に戻るはず・・・と出来るだけ気にしないようにしていましたが、今年に入って更に一段階悪化してしまいました。

長引く状況からして一時的なものではなく、年齢による不可逆変化も疑わざるを得なくなってきました。

 

また、地元富士宮市は富士山のすそ野の平均3%程度の斜面上に位置しています。

そのため出力が下がっても快適に走り回るためには、機材をそれなりにアップデートしてやる必要があります。

 

 

 

②前置きその2:バイク

カールトンEは、魔改造の紆余曲折を経て、ロード&MTBコンポミックスの変態フロントシングル仕様となっています。

楕円38T × 11-36T(10s)

 

●魔改造検討仕様

●魔改造決着仕様

 

10速シングルでナローギヤレシオなので、無駄な高速側を捨てて低速側に振った仕様です。

この状態で3年乗り、調子が良い時には富士山5合目を含んだロングライドも走れて、私にとっては万能マシンでした。

 

コンパクトクランク換算でロー32T相当となりますが、現状の私ではこれでも厳しい坂が出てきており、さらに低いギヤが欲しくなっています。

 

 

 

③前置きその3:今後の方向性

フロントシングルの快適さを一度味わってしまったらもう戻れません。

幸いこの3年の間にフロントシングルが一般化して、先日ROVEにもインストールしたGRXがシマノからリリースされています。

グラベル用11速なので低速側のギヤも拡大されています。

そこでGRXを更にロードバイクに最適化した仕様にて、カールトンEにインストールすることにします。

 

 

 

 

 

 

 

■■準備した物■■

 

(A)パワートレインを一新すると共に、

(B)5年目のフルオーバーホール、そして

(C)最新のたまりん共通化仕様も入れます。

 

 

(A)リヤディレイラーRD-RX812

42Tカセットまで対応。

 

 

(A)STI ST-R7000

ROVEの画像を使い回したら黒だった(笑

現物はバイク金物に合わせてシルバー。

 

 

 

(A)カセットCS-M9001 11-40T

GRXの推奨カセットはXTグレードのCS-M8000 42Tですが430gと重量がありロードバイクには不向きなため、奮発して軽量なXTRにしました。

カーボン製スパイダー、1~7速チタン&超超ジュラルミン製コグの奢った仕様です。

 

そのおかげでこの大きさにしてたったの322g

肝心なギヤに関しては、

●CS-M771(10s):

11-13-15-17-19-21-24-28-32-36T

●CS-M9001(11s):

11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40T

と40Tがプラスアルファされた以外ほぼ同じで違和感を感じにくいはず。

 

 

 

(A)チェーンCN-HG701-11

クイックリンク付きSIL-TECの11速用。

 

 

 

(B)ボトムブラケットSM-BB6700

カールトンのフレームにはこの太い旧型が美しくフィットするのでセルフデッドストックしてました。

5700が12,000km以上もったので、これはバイクが天寿を全うするまでもつはず(笑

 

 

 

(B)ブレーキインナーSIL-TEC

St-R7000付属品はノンコートなので引きの軽いものに交換。

 

 

 

 

(C)ミノウラ

バーエンドライトホルダーLMA-H

(C)CATEYE

フレックスタイトブラケット#533-8827N

フロントバッグ対策で、バーエンドにライトを装着するためのセット。

 

 

(C)ドロップハンドル

FSA Adventure Compact Road

ライトをバーエンド内側に装着するためにハの字ハンドル。

ROVEやルーベSL4と同じ物。

 

 

 

(C)カールトン純正ステム100mm

ドロップハンドルのリーチが現状エルゴノヴァPROより20mm短くなるため、ステムを20mm伸ばして調整。

 

 

(B)&(C)EVAバーテープ

色はサドルに合わせて白。

 

 

 

(C)KCNCライトアダプター

リヤディレイラーの保護用。

 

 

 

 

 

■■作業■■

 

細かい内容はグダグダになるので省きます。

 

ヘッド回りがしばらくバラしていなかったので、汗による腐食が進行していてショックでした。

 

 

 

 

 

■■インストール結果■■

 

①パワートレイン

最新のシマノ正規仕様で変速性能が格段に良くなった・・・と言いたいところですが、実際は大して変化なし。

魔改造も結構良いレベルに合ったんだなと改めて実感。

 

 

 

②リヤディレイラー回り

ごついRDだけれど、ライトホルダー先端~タイヤを結ぶライン内に収まった。

カセットが大きくなった分、ハンガー曲がりにはシビアになるので、多少不細工だが保護出来て安心。

立て掛け駐輪時にも使えて便利。

 

 

 

③ハンドル回り

このハンドルはブラケット取り付け部分が3次元的に曲がっていて位置決めが難しいが、さすがに3本目なので一発でポジションが出た。

 

ライトも良い感じに付いた。

(フロントバッグ装着状態で撮るべきだった)

 

上ハンはアルミなのに超幅広仕様化で快適性UP。

ラレーなのにFUJIのトップキャップが付いているのは、復活したらまた富士山に登るぞという意気込み(笑

 

 

 

 

 

その他オーバーホールしたことにより(ガラスコーティングもした)、各部の動きがカチッとしていながらしっとりした感触になり生き返りました。

これでまた新鮮な気持ちで付き合っていけます。

 

改造効果の方は、先日の『風電君』お別れライドはたまたま体調の良い日でしたが、日頃のあまり調子の良くないショートライドでも残りギヤを気にせず走れているので、確実に効果はありました。

でもできればアルミ製のローギヤには頼らずに走れるよう復活したいところです。

 

 

 

 

RALEIGH CARLTON-E

Ver.7.0

1×11s GRX仕様

 

 

 

 

先日、蕎麦の花が一面に咲いていて綺麗でした。