こんにちわ、たまりんです。

先日の興津川・河内の大石ライドを以て大記録を達成したので、記念の記事です。

 

 

 

 

私は、最後にパンクしたのが2015年7月29日の富士山世界遺産浅間神社巡りで、それ以来4年11か月、距離にして40200km、パンクしていません

 

つまりパンクすることなく地球一周したことになります!!!

 

ほぼ地球一周した地点でガッツポーズ

 

 

 

走行内訳

●ロードバイク:23854km

●グラベルロード:8252km

●MTB:7764km

●小径車:336km

 

 

 

記録と言えば、4月に祝!地球二周!!!の記事を上げて累積走行距離の自慢をしたばかりですが、こちらはある意味愚直に走り続けてさえいれば誰でもいつかは達成できる記録です。

 

しかしパンク無しでの地球一周は、いかに最近のタイヤがパンクに強くなったとは言え、運に左右される物ですし、パンクさせないための技術や管理も必要で、やろうと思っても簡単には真似のできない偉大な記録だと思います。

 

ついでに言えば、この一周は事故も落車も無く、ライド中の大きなメカトラもなく(低走行ホイールでの偶発的なスポーク折れのみ)、確かに運は良かったですが長年乗ってサイクリストとしての作法を身に付けてきた賜物と感じています。

 

おかげでロングライドもトラブル発生の心配も無く出られています。

 

自画自賛ばかりとなりましたが、これに浮かれずに今後も安全なライドを続け、さらに記録を伸ばしていくつもりです。

 

 

 

 

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自慢で終わっては仕方が無いので、私がやっていることを参考までに紹介しておきます。

 

 

①タイヤの選択

 

タイヤはパンクに強いもの最優先と言いたいところですが、走りの重いグラベルロードやMTBも乗るので、タイヤ自体の重量転がりの軽さも気にして選んでいます。

 

ただしロードバイクにおいては、軽さよりも耐パンク重視で最近はグラベルキング28C一択となっています。

どの程度信頼しているかは、過去のグラベルキング紹介記事を読んで戴ければお解りいただけると思います。

 

ただ単にグラベルキングだけではなく28Cというのがミソで、26Cとの比較で同じ乗り心地ならばより高圧を入れられるということで、リム打ちパンクのリスクが低くなります。

 

 

 

 

②空気圧管理

 

毎回ライド前に空気圧調整をする、まあ当たり前ですね。

空気圧が低くなると、異物を拾いやすくなるし、先述のリム打ちパンクも起きやすくなります。

 

私は体重70kg前後で、グラベルキング28Cに5.8~6.0Bar入れているのですが、毎回確実に狙った値になるようにしています。

 

ん?当然だろ?とお思いでしょうけれど、たぶん出来ていない方が多いと思います。

『低い圧力からエイヤ!エイヤ!とポンピングして、ポンプメーターが狙った圧力を指したらOK』って感じではないでしょうか?

それではしばらく経つと1Bar ぐらい下がってしまっているはずです。

ポンピングで圧縮仕事をすることによりタイヤ内が高圧になると同時に高温になっているので、その状態で圧力を合わせても温度が下がってしまうと圧力も落ちてしまうのです。(高校物理の気体状態方程式PV=nRTによります)

若くてパワフルな方ほどその傾向が強いでしょうね。

 

それを避けるためには、

a. 一度入れてしばらく経ってまた合わせ直す。

b. 入れながら熱が逃げるようにまったりとポンピングする。

c. 走行後に空気を抜かずにおき、次回走行時のポンピング量を減らす。

の3つの方法があります。

 

手抜きでかつ非力な私はb&cを採り入れています。

これにより予定外に低い圧力で乗ってしまうのを防止しています。

 

 

 

 

③タイヤのチェック

 

毎回走行前または後に異物刺さりや傷が無いかタイヤの状態をチェックします。

これは常識的なことですね。

 

 

 

 

④走行ライン

 

お住まいの地域により道路状況が異なるでしょうから、あくまで私の場合です。

 

私の走行ラインは基本的に路肩の白線5cm右側で一定です。

路側帯は異物散乱リスクが大きく、車道に入り過ぎると車に攻撃されるリスクが大きく、経験的にここに落ち着いています。

 

とは言え、路側帯が広い場合はあえて車の邪魔をすることも無いので路側帯を走りますし、背後から大型車の接近を感じ取れば危険のない範囲で左に寄ります。

まあ臨機応変ですね。

 

同じ臨機応変でも、普段路側帯を走っていて、砂等があった場合に急に車道に出るのはダメですね。

車を運転していて目の前で突然こういった行為をされると驚き、怒りすら覚えます。

ふらふら走られるくらいなら最初から車道を走った方が良いと思います。

 

 

 

 

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●以下、参考までに使用タイヤ内訳●

細かいデータをとお思いでしょうけれど、Excelでこまめに走行・メンテ記録を付けているのでこれぐらい簡単に出てくるのです。

 

●ロードタイヤ:23854km

Panaracer RACE A EVO3 700x25c  1428km

SPECIALIZED Espoir ELITE 700x25c 155km

Panaracerブルベエディション700x26c 1388km

Panaracer GRAVELKING 700x28c 20883km

 

●クロス・ツーリング系タイヤ:10611km

MAXXIS DETONATOR 700x28c 564km

MAXXIS DETONATOR 700x32c 2210km

MAXXIS DETONATOR 26x1.50 20km

Vittoriaランドナーハイパー700x35c 7046km

Clement X'Plor MSO 700x36c  771km

 

●MTBタイヤ:5405km

GEAX BOOSE LIGHT 26x2.30 1089km

Panaracer GRAVELKING SK 27.5x1.90 1387km

MAXXIS TREAD LITE 27.5x2.10 971km

Continental SPEED KINGⅡ 27.5x2.20 1958km

 

●小径車タイヤ:336km

KENDA KWEST 20x1.50 336km