今日は1日外来でした。
初診では手術の申し込みの方が多いのですが、今日、白内障手術を申し込みされた方の中に、遠視がとても強い方がいらっしゃいました。
遠視の目は若い時は遠くも近くもよく見えるよい目なのですが、遠視の程度によっては年齢が上がり、調節力が弱くなってくると、今度は遠くも近くも裸眼では見えにくくなってしまう不便な目になってしまします。
この患者さんは+6Dの遠視で裸眼視力は0.1と近視が強い人と同じくらいの見え方ですが、白内障の手術で水晶体を眼内レンズに換えると、そのレンズの度数により遠視の見えにくさを解消できる屈折矯正の意味合いもあり、とても恩恵が大きい場合があります。
遠視が強い人で60歳くらいになり、調節力が落ちてきて、遠くも近くも裸眼で見えにくくなってしまったら、白内障の手術を考えるとよいと思います。
あと夕方は今日も4歳と5歳の女の子の霰粒腫の切開がありました。4歳の子は今回で3回目の切開でしたが、全く泣かずに頑張ってくれました。5歳の子はちょっとシクシクしながらも頑張ってくれました。二人とも頑張ってくれたので、きれいに治ってくれるといいなと思います。
月曜日の夕方は17時から処置の時間を取らせていただいているので、一時、外来診察が中断になります。
お待たせしてしまい申し訳ありませんが、ご理解どうぞよろしくお願いいたします。
明日、明後日は休診になりますが、また木曜日からよろしくお願いいたしますm(_ _)m
↑来週切開予定の7歳の女の子の霰粒腫です。