アラフィフ（いやアラカン？）
留学生、星読み、ナチュロパス、
そして物書きの玉乃わいんです。
占星術、メルボルンのいろいろ、
国際恋愛について書いています。
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現在56歳にして初めての一人旅で
世界一周を敢行中。
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ロンドンで本場トルコ料理を
いただきましたが。
今度はウズベキスタン料理を
食べました。
ウズベキスタンって… どこ？
「〇〇スタン」ってことは
アラブ系かな？
「アフガニスタン」とか
「トルクメニスタン」とか？
調べてみたら中央アジアでした。
そしてほとんどの「〇〇スタン」
は中央アジアでした。
カザフスタン、とか。
無知って怖い…
ともかく私が今滞在している地域は
まあともかく移民の街で、
黒人と顔の濃い人（アラブ系とか
インド、パキスタンとか）が
9割を占める。
そして中国人がいない、という
珍しい（？）場所。
立ち並ぶ店もカフェもレストランも
アフリカ、中東、中央アジアばかり。
まさかロンドン郊外で
こういう感じがあるとは
思ってもみませんでしたが。
外食するのにGoogleレビューを観ると
「５」の最高得点をつけていた
ウズベキスタン料理の店
「Samarkand」（サマルカンド）。
昨日ようやく行くことができました。
店に着いたのは1時40分くらい。
googleによると
10時からずっと開いている
ということなので
安心していましたが
お店には奥の席に
頬かむりをした女性が一人いるだけ。
他には店員もお客も誰もいない。
私はその頬かむりの女性が
店員だと思い込み
「やってる？一人だけど、いい？」
というと女性はまじめな顔で
ゆっくりうなづいたので
席に座りました。
しかし待てど暮らせど
誰も来ないので
またその女性に
「メニュー見せてもらってもいい？」
というと
その女性は不思議そうな顔をしました。
あ！そうか！
この女性は席に座って
お茶を飲んでいる。
もしかしてお客さんなんだ。
「ごめん！店員さんかと思った！
お客さんだったのね。
失礼しました」
というと、
女性はあいまいにうなづく。
店内は暖かくて
私は時間もあるし
むしろゆっくりしたかったので
本を取り出して
読んでいました。
するとさっきの女性が近づいてきて
彼女の携帯を見せてきました。
「They will be back in 5 minites」
とかなんとか書いてある。
そう、それはGoogle翻訳！
なんと彼女は英語が話せず
私がなんて言っているか
分からなかったんです。
そして彼女がお店の人か、
お店の人と仲が良い人で
店番をしているんだと察しがつきました。
彼女は一度も笑顔にはならなかったけど
「お茶いる？」
とか
「ケーキは？」
とか
その後も何くれとなく
気を使ってくれました。
私は携帯のwifiが無かったので
身振り手振りで
言いたいことを伝え
彼女はgoogle翻訳、という
まさかのイギリスで
言葉が通じない状況が来るとは。
面白かったけど。
結局彼女がお店の人に
電話をしてくれたようです。
彼女が淹れてくれたお茶を飲みつつ
さらに待つこと10分。
ようやく顔の濃い男たちが
ぞろぞろ戻ってきました。
10人くらいいたかな。
そのうち二人はテーブルに
座ったので
お客さん？
まあ友達なんでしょうね。
みんな話に夢中なので
「Excuse me」というと
一人の男がこっち向いて
「〇〇〇〇」と
後ろを指さしました。
恐らく
「英語ができる奴が
もうすぐ戻るから」
と言ったに違いなく
（不思議に言葉がなくても
通じるものってあるよね）
まもなく満面の笑みで
「Sorry for waiting」という
流ちょうな英語を話す
顔がそこまで濃くない
（ちょっとアジア系強い？）
若者男性が戻ってきました。
ようやくここから
ウズベキスタン料理に
ありつけるようになったのでした。
ウズベキスタン料理のお味は…
次回に。
しかしロンドン郊外にて
英語通じない体験は
かなり面白かった。
中央アジアに行かずして
ちょっと気分を味わいました。
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