お腹ペコペコの夜勤明け。午前4時半にまかないを食べた後、午前10時に仕事が終わり…。もうごはん食べたくなるんです。きっとこれ夜勤明けあるある。猛者なら朝からやっている立ち飲み屋さんへ行かれる方が多いかもしれませんが、私は専ら「台湾ごはん」。
今日もやって来たのは、町屋の「M。你好」さん。入口で手の消毒を済ませてから、店主のミシェルさんに挨拶。都電荒川線が見える特等席で出来上がりを待ちます。今日の日替わり台湾朝ごはんは「水煎包」です。
「水煎包にソース付けますか?」
「2個あるので片方だけ付けてください。食べ比べしてみたいので…。」
ミシェルさんのお話によると、水煎包は学校終わりの中高生が、屋台で買って食べながら帰る定番おやつとのこと。
赤いソースをつけビニール袋に入った水煎包を、学校名や名前が入った制服やジャージ姿で頬張っている様子が目に浮かびました。学校帰りと仕事帰り、3時のおやつと昼ごはんの違いはあれど、なんか似ているかも…。
白胡麻がのった水煎包。中にはギッシリの豚肉とキャベツ、ネギ。生姜が味のアクセントになっています。そして程よく肉汁。ふっくらな全体、底はほんのり焦げ目がついたカリカリ。この食感コントラストのコラボがいい感じです。
ピリ辛の赤いソースは大根餅などにも使われているそう。ちなみにミシェルさん曰く、蚵仔煎にかけるソースとは違うとのこと。その味の違い、一度食べ比べしたくなりました。
水煎包のお供には、香り豊かなミルクティー。仕事終わりの解放感と共に、ゆったりとした時間を過ごしました。
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M。你好
住所:東京都荒川区荒川6丁目20−10