続き前ですが、この話はマイクを

貸すのがイヤという話ではないの

私がひどく腑に落ちたことがあって

なので書いております

 

さて、続きです

 

「マイクを貸して」

と言われて、なんでドヨドヨした気持ちに

なったのか考えてみると

 

私にとってマイクはバンドの思い出の

象徴になっていることに気づいたのね

 

2015年にひょんなことから音楽活動に

復帰し、そこから数年間かけぬけました

 

アルバム制作や、雑誌にでたり

他のバンドに提供した英詩に著作権を

もらい、毎月印税が振り込まれるという

経験もさせてもらいました

 

幕張メッセのメタルフェスで

私の書いた詩が流れた時は

鳥肌が立ちました

 

バンドメンバーと1週間に1回の練習

ぎゅぎゅぎゅっと中身が詰まった濃い時間

 

練習のあと、居酒屋でruiの重たいベース

創のギター、ばばちゃんのスーツケースの

前にちょこんと私のマイクケースが定位置

 

それは一枚の画像として

目に焼き付いている

 

事情があって、もうこのバンドで

歌うことは叶わない

(もめ事ではないですよ

今もなかよし)

 

だから、思い出の象徴として

私はマイクケースを大事にしてきたんだった

 

そうかぁ~

 

でも、もう貸すって言っちゃたしな

明日受け取りに来はるしな

 

で、受け渡しの時

「大事に使ってくださいね

ほんとは、マイクの貸し借りは

したくなかったです」

と言ったら

 

「知ってる~」

って

 

え?

 

えっと、知ってて?

 

そのままマイクを受け取って

帰っていかれたのですが

 

残された私は、なんかモヤモヤモヤ

 

ここから話がかわっていくのですが

 

長くなってきたので

続きます