続きです
宿便って、どんなイメージかというと
腸内にたまっている
毒素をだしている
血液を汚している
何年もへばりついている
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こんな感じかな?
私は、大腸に何年間も留まっている便は
ないだろうなと思っています
もしあれば、内視鏡検査の時に
見つかると思うけど
それに携わっている医師の方からも
見たことがないと聞いています
でも小腸はどうかしら?
小腸の内容物は、まだ便とは呼べないものだから
「宿便」というと大腸で考えてしまうけれど
栄養を消化吸収している小腸について
考えてみると
小腸の内側は、栄養を効率よく吸収するために
小腸の内側の粘膜には、絨毛という無数の突起があり
さらにその絨毛の上に微絨毛と呼ばれる極小の突起物が
ついているの
小腸の内側の表面
これを拡大すると
↓
細かい毛みたいなのがびっしり
これが微絨毛
パっと見は、そんな突起物があるようには見えなくて
ビロードの絨毯が遠くから見たら平面に見えるのに
似てるらしい
(これはカプセル内視鏡で小腸の検査をしている
医師の方から聞きました)
それもこれも表面積を大きくして
より多くの栄養素を吸収するためね
電子顕微鏡の画像もお見せしたかったのだけど
著作権とかきっとあると思うので
気になる方は「小腸 電子顕微鏡画像」で検索
してみてください
その構造の複雑さに驚かれると思う
で、微絨毛は1個の細胞に1000本前後
存在しているそうで、小腸の表面積どんだけやねん
ていうことになります
小腸の構造をご理解してもらった上で
宿便ね
もう一回だけ続きます
長くなってしまいましたね💦