FARANのボディミルクが入荷しました!

私が最初に感動した製品です

 

オイルはもちろんとても良いのだけど

これからの季節、少し重たいと感じる日も

あるかも

 

いや、でもオイルは本当に素晴らしいので

それも併用しつつですが

 

デコルテやバストがしっとりと潤います

 

 

FARANをイスラエルから届けてくれるのは

ゆうこちゃん

 

ゆうこちゃんが書いたFARANの素敵な紹介文です

少し長いですが、どこも割愛できないので

お時間のある時に砂漠の風景に思いを馳せながら

お読みくださると嬉しいです

 

 

ネゲヴ砂漠生まれのオーガニック石鹸と化粧品「Faran」を

ご存知でしょうか?

イスラエル南部にミツペラモンという人口5000人の

小さな砂漠の町があります。
クレーター砂漠は虹の色をおび、一年に一度滝雲がおりてくる

 


神秘的なその場所に、工場店を構える「FARAN」

 

いかにもいい香りの入口の真横には、なんと道場があります。

いつもは製品の事ばかりに触れるのですが、従業員だった私が知る

社長のItayさんのFARAN創設にいたるお話をシェア

 

極真空手の勉強のため若い頃日本に長年住んでらっしゃったItayさん。

イスラエルに帰ったあと、結婚。

マッチョに空手を教えていたけど、手ごろな所帯を構えるために

田舎の砂漠に移住。

ある日、洗濯機が壊れ、ホースからものすごい量の水が流れ続け

勿体ない思いから、ホースを花の植木鉢の上にかざしました。

翌朝、思いもよらず、奥様から怒られるのです。

「洗剤いっぱいの水なんて、お花が死んでしまう」

...なるほど。でも水が貴重な砂漠でこれはいけない。

その日から、独自に研究を重ね、自然に優しい洗濯洗剤を

自分で作り上げたのが始まり。

子供が生まれたのにあわせて、彼らの肌を守り続けてやりたいと

石鹸を研究。

潤いを与える水だけれど、長期保存するには保存料が必要

さまざまな保存料は肌に刺激が強い。

 

そこで取り入れたのが、砂漠の遊牧民バドウィンたちの知恵。

徹底的に水を抜く事で、長期保存が可能になり

そして、質の高い、オイルや石鹸たちが生まれだしました。

化粧とはそもそも大地と一緒になる儀式。

新旧一体のアイディアで進めていくうちに、美しい七色の砂漠の色を

そのままパウダー化粧品にもりこんだのが事のはじまり。

勝手に、商品がどんどんオーガニックになってしまった。。

 

 

そんな彼が尊敬する人は、イスラエル初代首相ベングリオン。

ベングリオンは国土の大半をしめる砂漠にこそ、未来の可能性があるといって

今も彼が砂漠のキブツに移住し暮らした、とても質素な家が存在します。

 

 

FARANは当初人気があって、都会進出したものの、

オーガニック規定への疑問と、食いつぶしの産業に疑問を持つうちに

自分の住む美しい砂漠に観光者が訪れば、町の活性化になるのではないかと

儲けを投げ捨てて、なんと砂漠の工場店に絞り込む事で

地元に貢献しようとしているのが現在。

 

じつに、このミツペラモンは、多くの層から愛される場所になっています。

今、地価があがり、移住する人がふえたこの町の将来は

少し不安をかかえているのが現実。

一体今から何が出来るのでしょうか。

「昔の道着姿の自分に、将来はコスメティック業界に入るなど

誰かがいったら、鼻で笑っていただろう。」

柔らかくいい飛ばし、まっすぐな目で砂漠を見つめるItayさん

ただ目の前の必然に突き動かされた彼の生きざまに

私は、ただただついていきました。

 

itayさんとゆうこちゃん

 

ラベンダーとレモングラス&グレープフルーツの

2種類が、どちらも限定で入荷しております

75ml 3200円

 

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中崎町の朱夏というcafeに置いてありますが

わかりにくかったというお声もありました

もし私とどこかで繋がっていましたら

私も在庫を預かっておりますので

ご遠慮なくお申し付けくださいね